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飯田裕

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飯田裕(いいだゆたか)

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コラム

<医学博士が口腔外科疾患を解説>口内炎の原因と治療、予防について 

口内炎・親知らず・口腔外科疾患

2013年8月6日 / 2018年3月30日更新



1.口内炎の原因について


 一般的に口内炎と言えば、口腔内にできるキズも含めた炎症の総称ですが、専門的な意味で口内炎というと、内科的な原因があってできる口の中の粘膜の爛(ただ)れや、上記の写真のようなアフタ性口内炎を言います。これらの口内炎の発症のメカニズムはよく分かっていない部分があり、原因としては、

1)栄養バランスの偏り(ビタミンや微量元素の不足)
2)細菌やウイルスの感染
3)歯が当たっていたり、間違って咬んでしまうなどの機械的な刺激

などが考えられます。1つの原因で生じるというよりも、体調や全身の状態と関連するなど、複数の要因で発症するとも考えられています。

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 口の中の粘膜は消化管の一部でもあり、胃腸の粘膜が荒れているなどの不調があると、それが反映されて口の中にも影響が出るといわれています。内科医や小児科医が診察の時に口の中を観察したり、漢方医が舌の様子を観察するのはそのためです。不眠や多忙により疲労がたまると体力が低下する、不規則な生活リズムや偏食などで、不健康な状態になると、口内炎ができやすくなります。また、ストレスを感じる生活は、ストレス自体が身体を不調にするため、口内炎を誘発するといわれています。この他にも病気や薬の副作用により生じることもあり、口内炎が長引く場合や多発する場合は、その原因や背景因子を検索するために専門医の受診をお勧めします。

2.口内炎治療の病院選び


 一般的な口内炎は、食事に気をつけて規則正しい生活をしていれば、1~2週間ほどで治ってきます。しかし、2週間以上しても口内炎が落ち着いてこなかったり、たくさんできて痛みがひどい場合は、病院で診察を受けることが大切です。病院といっても、何科を受診すればよいのでしょうか?

 口の中の粘膜の病気ですから、皮膚科や歯科を考える人は多いと思います。しかし、口内炎になった場合、口腔外科や耳鼻咽喉科が専門といわれています。また、皮膚科や歯科、口腔外科、内科などでも口内炎を診てくれる場合があります。また、専門といっても、全部の口腔外科や耳鼻咽喉科で診察してくれるわけではありません。口内炎の診察をしているかどうか、前もって確認をしておく必要があります。

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3.自分できる口内炎予防


 ご自宅でできる予防としては、適度な睡眠をとることやお口の中を清潔に保つことと、ビタミンやミネラルを含む食品をバランスよくとることです。

 口内炎の治療によく用いられますが、ビタミンB2やB6が予防にも効果的です。ビタミンB2は、粘膜を健やかに保ち、成長を促進する作用があります。また、炎症が起こっている粘膜を正常へと戻してくれる働きがあります。ビタミンB6はアミノ酸の代謝に関係するビタミンで、髪の毛や肌を健康に保ってくれる効果があります。その他には、ビタミンAは皮膚や粘膜を強化する作用、ビタミンCは粘膜のコラーゲンの生成や維持に関係しているビタミンです。

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 ビタミン以外にも鉄分などの微量元素(ミネラル)が口内炎の予防には重要であり、これらを多く含む緑黄色野菜、魚介類などを食事に多く取り入れると、口内炎予防としては効果的です。食事をメインに、不足分はサプリメントを活用するなど工夫して下さい。


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