横田純一プロのご紹介
相談者の心を映す「鏡」のように。何でも安心して話せる場を提供し、心が軽くなるサポートを(2/3)
自身の不登校から臨床心理学を学び、ボランティアや療育施設で経験を蓄積
子どもの頃から、人の役に立つ仕事をしたいと思っていた横田さん。海で救難などにあたる海上保安官を目指していましたが、高校生のとき不登校気味になったことから、自分の内面に興味を持つように。大学では社会福祉学や臨床心理学を専攻しました。
「どうして学校に行きづらいんだろう、何かこの状況を抜け出す方法はないだろうかと調べていたら、カウンセリングという言葉に行き当たり、カウンセラーへと進路を変更しました。家族からは、全然違う道に進んだねと言われますが、助けを求める人に手を差し伸べるという点で共通しているのかなと、自分では考えています」
在学中は、海外の論文も読めるようになりたいと、カナダに語学留学したことも。勉強に打ち込みながら、ボランティア活動にも熱心に取り組みました。
「季節ごとのイベントを企画するグループで小学生に体験の場を提供したり、中学生の学習支援に関わったり、SNS上で子どもの悩みを聞く相談員をしたりしていました。さらに、もし大学にいるときに災害が起きたとき何ができるのかを考え、啓発するグループにも所属していました」
大学卒業後は、兵庫県内の児童発達支援・放課後等デイサービスに就職。大学時代に得た心理学の知識やボランティア経験を生かせること、何より子どもが好きだったことから選んだとのこと。児童指導員・心理機能訓練担当職員として、発達障害の子どもとその保護者の支援に携わりました。
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