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AI時代に家庭で育てたい「情報リテラシー」とは?

中農祥平

中農祥平

テーマ:情報リテラシー

これからの子どもに必要なのは、「覚える力」より「考える力」

ChatGPTをはじめとする生成AIの登場によって、私たちの生活や仕事は大きく変わり始めています。
文章を書いたり、画像を作ったり、調べものをしたりと、AIはとても便利な存在です。
そんな時代だからこそ、保護者の方からよくいただく質問があります。
「AIが何でも答えてくれる時代に、子どもは何を学べばいいのでしょうか?」

私はWEB制作会社を経営しながら、小・中・高校生向けのITスクールでプログラミングやゲーム開発、ホームページ制作、デザイン、動画編集、AI活用などを教えています。
その中で強く感じるのは、これからの時代に本当に必要なのは、知識の量だけではなく、「情報を正しく理解し、考え、判断する力」だということです。

情報リテラシーとは「情報を見極める力」

「リテラシー」という言葉は少し難しく聞こえるかもしれません。
簡単に言えば、「情報を正しく受け取り、正しく使う力」のことです。
例えば、

  • インターネットの記事をそのまま信じない
  • SNSで見た情報の真偽を考える
  • AIの回答をうのみにしない
  • 必要な情報を探し、比較し、自分で判断する

こうした力が情報リテラシーです。
AIが普及した今、この力は大人にも子どもにも欠かせないものになっています。

「AIが言っているから正しい」は危険

生成AIはとても便利ですが、時には誤った情報をもっともらしく答えることがあります。
また、SNSには真実だけでなく、誤情報やフェイク画像、意図的に人を惑わせる投稿もあります。
だからこそ、子どもたちには、「本当にそうかな?」「ほかの情報も見てみよう。」と考える習慣を身につけてほしいと思います。
AIは「答えを教えてくれる先生」ではなく、「一緒に考えるパートナー」として使うことが大切です。

家庭で今日からできる3つのこと

情報リテラシーは、特別な教材がなくても家庭で育てることができます。

1. 「どうしてそう思ったの?」と聞いてみる

子どもが何かを話したときに、「どうしてそう思ったの?」と理由を聞いてみてください。
答えを当てることよりも、自分の考えを言葉にする経験が、考える力を育てます。

2. 情報源を一緒に確認する

ニュースや動画を見たときは、「誰が発信している情報かな?」と親子で確認する習慣をつけてみましょう。
「誰が言ったのか」「いつの情報なのか」を見るだけでも、情報を見る目が少しずつ育っていきます。

3. AIに「質問する力」を育てる

AIは、質問の仕方によって答えが大きく変わります。
例えば、
「犬について教えて」
よりも、
「小学6年生にも分かるように、犬の特徴を3つ教えて」
と伝える方が、目的に合った答えが返ってきます。
これからは「正しい答えを覚える力」だけでなく、「良い質問を考える力」も大切な学びになります。

IT教育で育てたいのは「使える力」ではなく「考える力」

私のスクールでは、ゲーム開発、ホームページ制作やプログラミング、デザイン、動画編集、AI活用などを学びます。
一見すると「パソコンの操作」を教えているように見えるかもしれません。
しかし、私が本当に育てたいのは、

  • 自分で考える力
  • 試行錯誤する力
  • 情報を整理する力
  • 相手に分かりやすく伝える力
  • AIを目的に応じて活用する力

です。
例えばホームページを作る授業では、
「誰に見てもらいたいのか」
「どんな情報が必要なのか」
「どうすれば伝わりやすいのか」
を子ども自身が考えながら作品を作ります。
この経験は、AI時代にますます価値が高まる「情報リテラシー」の実践そのものだと考えています。

保護者がすべてを知る必要はありません

「AIのことは難しくて分からない。」
「子どもの方が詳しいかもしれない。」
そう感じる保護者の方も多いでしょう。
でも、心配はいりません。
保護者が最新の技術をすべて理解する必要はありません。
それよりも大切なのは、
「その情報は本当に正しいかな?」
「どうしてそう考えたの?」
「ほかの見方はないかな?」
と、子どもと一緒に考える時間を持つことです。
その積み重ねが、情報に振り回されず、自分で判断できる力を育てていきます。

「考える習慣」が大切です

AIは、これからの社会で欠かせない存在になっていくでしょう。
だからこそ、「AIを使うかどうか」ではなく、「AIをどう使うか」が重要になります。
子どもたちには、便利な道具に使われるのではなく、自分の考えを持ちながら、必要に応じてAIを活用できる人へ成長してほしいと願っています。
情報リテラシーは、一朝一夕で身につくものではありません。
日々の会話や学びの中で少しずつ育まれる、一生役立つ力です。
AI時代を生きる子どもたちの未来のために、ご家庭でも「考える習慣」を大切にしてみてはいかがでしょうか。

私の運営するスクールは兵庫県伊丹市にございます。
ぜひ当スクールのWEBサイトもご覧ください。
RC.Lab伊丹のWEBサイトはこちら

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中農祥平
専門家

中農祥平(子ども向けITスクール)

株式会社リジョンクリエイト

小・中学生向けIT・プログラミングスクールで、ゲーム開発やWEBデザイン、プログラミングを幅広く指導。長年の現場経験をもとに、AI時代に求められる「考える力」「創る力」と子どもの自信を育てます。

中農祥平プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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