出会いを考えての事前のダイエットは、現実的でない
神戸三宮で結婚相談所をしている仲人自念(じねん)です。
今日はこのテーマでお話をしたいと思います。
キャリアと結婚は繋がっているという意味
婚活をするときには、キャリアと結婚を大きく結びつけるのが夫婦になったお相手との関係性です。
どんな関係性で、夫婦となりどんな役割をそれぞれ担っていくか、それによって将来設計が変ります。
だからこそ、婚活をするときのお相手選びはすごく大切なのです。
やみくもな検索やタイプだけで本当に選んでよいのか?
あるいは、実際には、具体的な将来設計をしているのに、実際の婚活でのお相手選びは、それに沿っているのか?
ご自身で「検証」をするのは、一案だと思います。
本当にキャリアと結婚は繋がっている?
女性の方、あるあるなのですが、自分はそんなキャリアを意識して生きていないので、そんな繋がるとか結びつけるとか、、とは、無関係・・・と考えている人は結構います。
このように女性のキャリアと結婚に関しては、それぞれの価値観や状況によって異なる考え方が存在します。
結婚とキャリアの関連性は、個人の価値観や目標に依存します。一部の女性は、キャリアと結婚を同時に追求し、バランスをとることができています。一方で、家庭や子育てに焦点を当て、キャリアにおいては控えめな立場を選ぶ女性も現実的には存在します。
地域によってもこれは、変ります。一部の社会では、伝統的な価値観が強く残り、女性が家庭に重きを置くことが期待されることもあります。一方で、ジェンダー平等が進んでおり、女性が自己実現やキャリアに重点を置くことが一般的にもなりつつあります。
ここで考えたいのが、女性の自己実現やキャリアを大事にした婚活をしているかということになります。
当会にも、今の仕事を辞めずにお相手と共働きで生活をしていきたいと言われる女性会員の方が多くいらっしゃいます。この働きたい目的は個々に違いますが、こういう場合、あるべき将来設計があり、それに向かって人生を送りたいという自己実現の場を追いかけている「その人」がいるのです。
ここが、やみくも婚活とは違う点だと考えています。
女性のキャリアと結婚の関連性は多岐にわたり、一概に言える普遍的な答えは存在しません。
それぞれの女性が自分の価値観や目標に基づいて、キャリアと結婚をどのように結びつけるかは、これは個人の自由であるべきです。
大事なことは、それをきちんと自分で理解し大切にしているかということになり、そこに、キャリアと結婚が繋がっている要素があるわけです。
婚活って個人の感情的なものじゃないの?
婚活をしてお相手を探すとは、極めて感情的な部分を大事にする活動です。
でも、ここで考えてほしいことは、「それぞれ個人が考えるキャリアがあってそれはそれ、結婚は感情にまかせるもの」と割り切って、感情のままに動いてしまってよいのか?ということです。
例えば
お相手の年収
タイプ・容姿
地域
これらだけをみて、お相手選びを終始していると、どんなことになるでしょうか?
感情にまかせることも一つの視点ですが、実は多くの人はキャリアと結婚の双方について検討し、そのバランスを見つけることを目指しているのです。
男性であれば、転勤についてきてくれることができる人
女性でキャリアを大事にする人は、家事にも理解がある人
など、表面期なプロフィールだけでは見えていない部分が実は結構大事で、その当たりのバランス感覚をみながら、お相手との結婚を考えていくものなのです。
ウエルビーイングのような生き方や幸福度の高い人生のために
私は、これらに加えてもう一つウエルビーイング(すべてが満たされた状態かつ継続性のある幸福)を目指した生き方や自分自身の幸せのの満足度が高い人生についても、少し婚活には取り入れてほしいと願っています。
人間は、実は一人で「幸せ」を感じることができにくい生き物です。
部活など良い例ですが、仲間と一緒に同じ目的に向かって進むことや会社組織の中で、目標に向かって進むための一致感などは、それぞれに人生の充実を自ずともたらしてくれます。
これらは、私たちがいきるためのモチベーションにもなってくれるので、ある種、必要不可欠なものであるのでしょう。
それらを含めて、婚活で見つけるお相手と一緒に「幸せ」を感じた時、私達の幸せ度は高くなるのではないでしょうか。
お相手を探す時に大事なこと
お相手を探すとき、
こういうシチュエーションの時に、お相手が同じように喜んでくれたり、相談にのってくれたり、そんな風に一緒に生きておいる感覚をもたらしてくれる人が何より大事だと思います。
2024年1月29日日経新聞によると
【2023年にリクルートとIndeedが日米の各国約1200人に実施した調査では、「家族やパートナーがキャリアの新たな挑戦を後押ししてくれる」と答えた人は米国の約26%に対して日本は約15%だった。
リクルートの高田悠矢特任研究員は「日本では、仕事の新たな挑戦について家族に後押しをもらえている人ほど、自らキャリア自律の意識が高い傾向にあった】といいます。
ただ、これは、普段から話しをしない夫婦だと、急に仕事や人生に関して話し合うということは、非常に難しいことでしょう。そういう意味においても、婚活でお相手を探す時には、1日3分でよいので、そういった日常の中に仕事のこと、人生のことについて語りあうことができる人、この人なら、自分の話をきちんと聞いてくれるといったところの目線をもって、お相手選びをしてほしいと思います。
大切なのは、相手の話を集中してきく時間を作り、それを積み上げていくことで、お互いをわかり合うことができ、そういうカップルは結婚しても、人生・仕事のことについて普段から話しができ、いざという時に心強い自分の味方となり、応援者になってくれるのではないでしょうか。
これは、初めましてでわかることでもなく、ある程度は、自分たちでゼロから作り上げていく関係性なのではないでしょうか。
見た目や背景も大事かもしれませんが、もっと重要なポイントも見逃さず、積み重ねて行く努力をしてくださいね。
そうすることが、結果、キャリアと結婚の繋がりになり、ご自身の人生の豊かさになっていくのではないかと感じます。
ワンショットカウンセリングのご案内
ご質問・お問い合わせは、こちらから