五月人形(鎧・兜) シリーズコラム ~ まとめ ~
今回お選びいただいた作品は人形作家『幸一光』さんの子供大将です。
通常、幸一光さんの作品は飾り台を50㎝前後での設定です。
しかしながら今回は、より「コンパクトに」と言うお客様のご希望だったので、間口30㎝のオシャレな白木台でコーディネートしました。
(タイトルに使わせて頂いた「おぼこい」は関西弁で純真無垢、可愛い、幼いなどの意味をもっています。)
一般的なお人形は着付けの職人と、お顔を制作されている職人は別なのですが、幸一光さんの作品はその両方を自身の工房でされております。
そうすることにより、一貫してイメージ通りのお人形を作れなんとも躍動感溢れております。
通常は向かって左に「弓矢」右に「太刀」を飾るのですが、こちらは飾り台の幅をコンパクトに飾るため省略し、代わりに一本矢を屏風に入れております。
屏風の柄も「観世水」と言う縁起の良い日本古来からの柄となっており、デザイン面、縁起面ともに素敵に仕上げてくれています。
後ろにもしっかりと鎧を着せています。
鎧自体も精巧に作られており、紐を通す小札(こざね)の目も細かく視覚的に綺麗です。
お顔の表情が何とも愛らしいです。
おぼこいな~♪
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