梁や配管スペースの出に合わせたマンション用オーダー壁面収納家具
【可動椅子付きの大容量玄関収納】
マンションに多い段差がない玄関では、靴を履く時に不便に感じたことはありませんか?
マンションの玄関の幅は狭いものが多いので、小さな椅子を置くスペースすらありません。
そこで、玄関収納の中にしまい込める靴用の椅子を組み込みました。特に不便を感じない人でも、つい壁に手をついてその部分の壁紙が汚れるなんて言うこともあるんです。
【下駄箱の幅も高さも制限された中で製作した杉の玄関収納】
築年数が30年を超えるマンションでは、時代背景を反映した特徴的な間取りになっていることがあります。
玄関、洗面所、浴室が極端に狭く、大改造しにくくなっています。
写真は壁上部には分電盤があり、直角に曲がる廊下の関係で横幅が制限されていました。
そこで、真ん中にLED照明空間を細く確保し、杉の無垢材で質感を高めることにしました。
無垢の高級感ある木目が玄関を引き立てると同時に柔らかさも出しています。
【収納付きベンチのある杉無垢の玄関収納】
女性の靴は男性モノと比べて、さほど大きくはありません。
でも、女性にはロングブーツがあります。天井に構造用梁があり、幅も狭い玄関でうまく動けるように考えたのがこの形です。2本ともトールにして引き出せる椅子を仕込むには体の回転空間が足りないと判断しました。
ちょっとした寸法の違い、体格でずいぶん考え方が変わるんです。
【食器棚の内部と建具が無垢材、カウンター他をアイカコアにしました】
台所の食器棚や対面カウンターを調理台として使う場合、無垢材の天板では汚れや水はねが気になることがあります。
また、結婚したてで生活用品が少ない場合、いきなり最初から大容量は採用しにくいものです。
そこで将来、壁面に棚を追加できるデザインを実現したのがこれです。
キッチン内が広々としてとても動きやすいのが特徴でもあります。
【壁掛けテレビボード付きヒノキの本棚&飾り棚】
市販品のリビングボードは、それぞれ収納するものが決められていてそれをどのように組み合わせるかが特徴です。
でも、大半は収納物オンリーで、「飾る」という空間がほとんどありません。
この形なら、本や模型、フォトスタンドなど自分好みで楽しく並べることができます。
背板がない白漆喰の背景は、飾るものを引き立ててくれます。
【ダイニング壁に作った雑物解消の一部引出付きカウンター収納】
ダイニングの周囲には色んなものが集まります。
薬、郵便物、光熱費料金表、手紙、メモ、ペン等など、数えきれない種類のものが集まります。
それを細かく分けずにゾーンで片づけようと考えたのがこれです。
2ヶ所の引き出しの中はひっくり返っていますが、時々整理すれば済むことです。
【狭い洗面所内のマルチ収納】
洗面所は狭いので広く見せることも含めて、白のメラミンで仕上げました。
脱衣場でもありますので、水が散るから無垢材はやめたのですが、使ってみてそっちはさほどではありません。
下着を家族別に入れる、用途別にタオルを分ける、洗剤置き場を正面から見えないようにする3つのポイントがうまくいきました。
このように既製品の収納家具が収まりにくいマンション空間では、大きさや形状、素材が自由になる木製オーダー家具が、抜群のインテリア性であなたの暮らしを楽しく助けることになります。
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