久しぶりの洗面台再生工事
【浴槽に現れた皮疹のような現象】
このぶつぶつ現象、気持ち悪いですよね。この浴槽はかつて高級浴槽と言われたもので、分譲マンションでは「億ション」や角や最上階など高額物件に採用されていました。
浴槽は劣化すれば交換すればよいと誰もが考えていますが、この手のタイプは簡単に取り外せないのが難儀なんです。
【タイルでがっちり囲われています】
置き式の浴槽なら浴槽だけを交換、普及価格帯のユニットバスなら浴室まとめて入れ替えればそれなりの価格で新しくなりますが、この高級浴槽は写真のように浴槽の周囲や壁が現場施工のタイル工事で収まっていることが大半で、この解体処分にとても時間がかかります。
【洗い場側のカウンターもタイル壁です】
要するに、ぶつぶつ浴槽を外そうと思ったら、周辺部分を全て解体補修してから浴室全体の内寸を確定しないといけないのです。時間と解体費、処分費がかなりかかります。
良心的に言えばつぶしてからじゃないと正確な費用は算出できません。
タイルが思いがけなく簡単に外れるかもしれませんし、がっちりついて細かく叩きながらじゃないと取れないこともあるからです。
それに今回の現場は、奥様の日頃のお掃除のおかげで、タイルや目地がぴかぴかです。
到底、つぶす気にはなりません。そこで、再生しようということになりました。
【見事に仕上がりました。色は少しグレーの混じったホワイトです】
写真の枚数の関係で工程は省きますが、表面を根気よく削って穴が開いた凹部にパテを埋めて湿気のたまりをなくします。削って、埋めて、ならして乾かすのに半日は十分かかります。塗装研磨するまでに一晩おいてパテの硬化を促します。
翌日に確認するとパテが部分的に沈んでカニの穴になる場合があります。
そのときはさらにパテ補修を重ねて表面を滑らかにします。こうしてようやく、お客様に選んでいただいた塗料を吹き付けて磨き上げます。
【洗い場床が冷たいので断熱パネルを貼りました】
このタイプは間違いなく、床もタイル仕様ですから、冬はそれなりに冷えるんです。
断熱パネルは何種類かありますが、今回は水に濡れても滑りにくいのが特徴のものをお客様が選ばれました。
明らかに乗っただけで冷たくありません。
暖まるところで冷たいのは嫌ですね。
この浴槽にお心当たりの方、ぜひ、ご連絡ください。戸建のタイル張り浴槽の方も同じです。
かなりお得な価格で新しくなりますよ。
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