かつて高級浴槽と言われたアクリル樹脂浴槽の経年劣化とその補修方法
1979年2月に完成した(築35年)マンションの浴室床だけをきれいにできないかと相談がありました。
年数から考えると浴室ユニットごと入れ替えてもおかしくないのですが、浴槽がほんとに傷んでいなかったのです。
奥様に伺ってみると、やはり「入浴後は残り湯をすぐに棄てていた」「窓を開けて換気をまめにしていた」のです。
多少は、白く変色していますが、表面は全く問題なし。と、いうことで今回のご相談となりました。
【マンションではよくあるユニットバスの床の劣化】
排水溝の近くの床パネルが浮いています。ここから水分がまわってカビやゴミが混ぜこぜになっているのがパネルの上からでもわかります。吹付塗装では周りの取り合いで出来なかったのが、貼り替えるパネルの種類が増えたことで可能になりました。
【想像以上にカビがまわっていました】
めくった直後の写真です。黒カビ、白カビ、右下には青かびのようなものまでびっしり生えていました。
胞子を飛ばさないように洗わなくてはなりませんね。それにしてもカビの厚みが相当なものでした。
【濡れてもすべらないソフトな床パネルを貼りました】
カビを落として十分に床を乾燥させたあと、洗い場床の形状に合わせて切ったパネルを接着剤で貼りました。
後はコーキングで仕上げるだけです。
【このパネルの色は全部で4色あります】
朝9時から始めて終わったのが11時です。接着剤が固まるまでこの時期で約6時間ですから夜の7時以降ならお風呂に入れます。コーキングはまだ少し柔らかいので注意が必要ですが、とてもすがすがしい浴室空間となりました。
浴室再生工事は、浴槽だけでも可能です。
浴室全体を再生してもユニットバス入れ替えの材工金額と比べても約1/3の金額で出来ますよ。
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