浴室再生工事の仕上げ、浴槽コーティング

髙岡恭平

髙岡恭平

テーマ:マンション 浴室 断熱

KY様邸の浴室再生工事が再開しました。前々回は壁の断熱パネル・化粧フィルム工事が、前回は浴室と勝手口からの冷えを防ぐ真空ガラス工事が終わっていました。
いよいよあと2工程です。浴槽の表面補修・研磨コーティングと浴室扉の交換です。

【吹付後の乾燥】

KY様邸の浴槽は経過年数の割に表面の状態が良好で、下地補修にさほど時間をかける必要がありませんでした。
たぶん、この家に先に住んでおられたご両親が、入浴の後、さっさとお湯を捨てていたのが功を奏したのだと思います。
丁寧な使い方をすると長持ちするという見本ですね。

【臭気を抜くビニールトンネル】

いつもながら感心するのですが、この臭気抜きのビニールトンネルはアイデアだと思います。
現場に運ぶとき、現地で曲がりくねった廊下に使用する時、終わって畳んで処分する時、本当に自在対応で無駄がありません。

【研磨艶出し前の微調整】

塗料を吹き付けして研磨する前に、表面の凹凸を手で触りながら確かめていきます。
指先の間隔で微妙は凹凸を探し出すのが職人技です。
少しでも塗料が固まっている所はサンドペーパーで丁寧にならします。
このあたりに、生真面目な職人さんの真骨頂がでるのです。

【仕上がった浴槽】

表面のコマかい凹凸がなくなったら次は細かい番手のペーパーで研磨艶出しです。
浴槽は場所によって表面の角度がまちまちですので、研磨するのも神経を使います。
研磨する場所の形状に合わせて丁寧に丁寧に仕上げていきます。

【明るい木目のポイント貼りとばっちり調和】

使い方ですが、今日はシャワーのみ可能。浴槽にお湯を張るのは明日以降になります。
念のため、ここ1週間は入浴後はお湯を残さずに捨てていただくことが、塗料の硬化安定につながります。
後は、浴室扉の交換をして終了です。浴室扉は内枠工法で取り付けますので、古い枠にでも隙間なくぴったり仕上がります。冷気とすきま風に悩まされていたお風呂が快適になるのは間違いありませんね。

あんなに暑かった夏ですが、最近は朝夕の冷え込みが気になってきました。案外、本格的な秋と冬の訪れは早いかもしれませんね。あなたも早々に備えませんか?

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髙岡恭平
専門家

髙岡恭平(福祉住環境コーディネーター)

森林浴生活株式会社

暑くない・寒くない・湿気ない...おまけに結露やカビもない。外気温に左右されない健康と家計に優しい断熱リフォームが得意。スギやヒノキ等の天然木は断熱・調湿効果に優れ、住まいの温湿度を快適に保ちます。

髙岡恭平プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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