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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

今年は結露が早い、内窓で備えましょう!

2014年9月22日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 木製二重窓

コラムカテゴリ:住宅・建物


【窓の結露写真】

あれだけ暑かった夏が台風11号(9/10 神戸に上陸)を境に朝夕が急に涼しくなりました。
8月、妙法寺付近は雨がボウフラの生息地を押し流したせいだと思いますが、植込みが密集している場所でもあまり蚊に刺されることはありませんでした。台風以降は急に増えた感がありますが、蚊も種の保存のために必死なのですね。
東京では今までは熱帯・亜熱帯地方の風土病であったデング熱の感染が拡大しています。
台風の大型化やこのような病気をみても日本の温暖化は確実に進行しています。

私たちマンション族はこのような天候の変化にどのような影響を受けると思いますか?
もともと鉄筋コンクリート造のマンションは蓄熱性が高いので下記のようになります。
① 夏は暖まりにくいが冷めにくいので、いつまでも室内に外壁熱が放熱されて暑い。
② 冬は冷えにくいが暖まりにくいので、4月に入っても室内から冷気が抜けない。

【結露で浮き上がった玄関のクッションフロア】

しかし、私の住んでいるマンションでは、外壁温度が去年ほど熱くありません。
8月は日照が少ない割に雨のせいでとても蒸し暑かったのですが、実際の気温は去年ほど高くなりませんでした。
去年の妙法寺の8月は17日間連続で、雨が全く降らないような暑さでしたからえらい違いです。

となると、例年より外壁にはさほど蓄熱されておらず、そこに冬の訪れが早くなると外壁の低温化が去年より早く進むことになります。つまり…

外壁が冷える ⇒ 窓のアルミサッシ・ガラスが冷える ⇒ 室内に結露が発生

サッシが冷えても室内空気が乾燥して入れば、結露はあまりでませんが、冬は室内が乾燥しすぎるとウィルスが活発になり、風邪やインフルエンザにかかり易くなりますから、暖房とともに適度な湿度は必要です。
つまり、結露から逃れるのは難しいのです。

【高層階の結露の川は凍結して転倒リスクがあります】

では、どうすれば窓の結露を減らすことができるでしょうか?
マンションで結露の起こる場所は2ヶ所です。窓と玄関ドア付近です。
マンションはサッシが共用部なので、個人が勝手にサッシやガラスを交換できません。
なので、内側にサッシをもう一つ設置するのがとても効果的です。

【オリジナルの木製二重サッシ(特許申請中)】

一般の二重サッシに比べて当社オリジナルは、ガラス間隔(空気層)が100~110㎜ありますので、実際の内外温度測定で冬季に最大で13℃(室内無暖房 朝6:30~7:00)を記録したことがあります。
また、ガラスの種類で大きく変わりますが、結露が全くでなくなった窓、大幅に軽減された窓など大きな効果が出ています。


【玄関ドアの冷えを止める木製内玄関扉(当社オリジナル)】

真ん中が二重扉構造になっています。廊下側が網戸、室内側が中空のポリカーボネートを使っています。
夏は、ドアを開け放っても風と自然光が玄関に入り込んで明るくなりますが、ポリカーボネートで外から中はよく見えません。
冬はフロートガラスの約4倍の断熱性をもつポリカーボネートの扉でしめきりますので、スチールドアの冷えを内玄関に伝えにくくします。
それになんといってもポリカーボネートはガラスに比べて断然軽い! 開閉がとても楽です。

マンションは戸建に比べて蓄熱性が高いで暖かいのですが、その分結露に悩まされます。
当社オリジナルの開口部遮熱商品で、省エネ・高断熱高気密の快適空間にあなたのマンションを替えてみませんか?

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