一日の寒暖拡大、風邪流行! 実は家で発症してる?
【置くだけの杉の置き床生活(商標登録取得済)】
●断熱するメリット
以下に、(A)築20~30年の家(B)断熱性能の高い家 を比較したデータを示します。
これらのデータはすべて「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」によるもので、一般社団法人「健康・省エネ住宅を推進する国民会議」の『暮らしと住まいの健康講習テキスト』から引用します。
①断熱すると、家じゅう暖かくなります
外気温6.5℃で、暖房しているリビングと暖房していないトイレの温度差
(A)築20~30年の家:6.2℃ (B)断熱性の高い家:2.0℃
★2.0℃なら、急激な血圧変動は抑えられますから、高齢者でも安心です。
② 断熱すると、冬の朝が暖かくなります
23時に暖房を止める前の室温は(A)(B)ともに20℃(外気温5.5℃)
翌朝5時、外気温2.4℃で、暖房をつける前の室温
(A)築20~30年の家:8.5℃ ⇒昨夜より11.5℃低下
(B)断熱性の高い家:15.2℃ ⇒昨夜より4.8℃低下
★保温力の違いが数字で表れていますね。暖かいから朝が楽、光熱費も安い!
②断熱すると、結露・カビが発生しにくくなります
外気温-0.6℃時の、2階寝室のクローゼット内部、北側の壁表面温度
(A)築20~30年の家:2.8℃ (B)断熱性の高い家:11.3℃
★結露は、室温が低いところに水蒸気が触れて「水」になる現象です。
断熱性能を高めること、そして室内の湿度を高くしすぎないことがポイントです。
【FIXガラスの結露】
以上は、引用した戸建住宅のデータですが、私は、すっぽり断熱のマンション(窓は木製二重サッシ・玄関ドアは杉の内玄関扉・床は杉の「置き床」で遮熱)に住んでいますので、実際に断熱の恩恵を毎日、体感しながら生活しています。
以下、実際に私が住んでいた高断熱リフォームマンションの温度データです。
【内外温度計】
●私の住まいのデータ(神戸市須磨区妙法寺字ぬめり石6-4 サンヴェール須磨妙法寺202)
一昨年の冬(2012年12月~2013年1月)に、当時計測したデータをご紹介します。
窓につけたオリジナル木製二重サッシ(特許申請中)の断熱効果を調べました。
*測定条件:朝6:30~7:00、暖房をつける前に測定。 天気は測定時の状態。
*測定場所:上記(当時居住中)
*測定箇所:①既存サッシの外側(外外)…外気温です
②既存サッシの内側(外内)…二重サッシのない住まいでは窓際の気温です
③二重サッシの外側(内外)
④二重サッシの内側(内内)…二重サッシをつけた住まいの窓際の気温
⑤計算式④-①で表される、外気温と二重サッシをつけた窓際との温度差
*測定結果:紙面の都合上、それぞれの天気で2日ずつ(雪は1日)抜粋します。
12/11 晴 ①外外:3℃ ②外内:6℃ ③内外:10℃ ④内内:14℃ ⑤温度差:11℃
12/14 晴 ①外外:6℃ ②外内:10℃ ③内外:14℃ ④内内:17℃ ⑤温度差:11℃
12/15 雨 ①外内:9℃ ②外内:11℃ ③内外:13℃ ④内内:16℃ ⑤温度差:7℃
12/28 雨 ①外外:5℃ ②外内:8℃ ③内外:12℃ ④内内:15℃ ⑤温度差:10℃
1/18 雪 ①外外:2℃ ②外内:5℃ ③内外:10℃ ④内内:15℃ ⑤温度差:13℃
1/19 曇 ①外外:3℃ ②外内:6℃ ③内外:10℃ ④内内:14℃ ⑤温度差:11℃
1/26 曇 ①外外:2℃ ②外内:6℃ ③内外:10℃ ④内内:14℃ ⑤温度差:12℃
【サンヴェール須磨妙法寺の木製二重サッシ】
★これを見ると、外気温が低い日ほど二重サッシの効果は大きいことがわかります。
外気温の最も低い雪の日は温度差13℃、最も高い雨の日は温度差7℃でした。
家庭用の寒暖計での測定ですが、生活という視点からは十分なデータです。
リビング真ん中あたりの気温は、上記の窓際温度より2℃~3℃高いので、エアコンを少しつけるだけで暖房対策は十分です。
【サンヴェール須磨妙法寺モデルルームの内観】
冬でもスリッパ不要。朝ふとんから出るのがつらくない。風邪をひかなくなった。肩が凝りにくくなった。ついでに静電気が起きなくなった。
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