単なるゆったりトイレが、オリジナルの和モダン空間に!
角住戸でもない限り、マンションでは一部屋に窓が2ヶ所内あることはとても稀です。
玄関ドアや廊下側の洋室の窓とリビングのベランダを開け放つと風は抜けるのですが、
部屋間の通風は間取りの関係もあり、ほとんどが遮断されているのが現実です。
【押入れを改造して作った通路に御簾戸を採用】
当社で扱う御簾戸は、築80年を超える古民家からでたもので、葦の状態のよいモノを選りすぐっています。今回は南北の部屋間の通気性をよくしつつ、視線をさえぎる必要があったので写真のようなデザインの御簾戸を採用しました。
ポイント貼りした紫系の壁紙とも違和感なく収まっていますね。
【和室を洋室に改造した部屋から見た写真です】
新しい押入れは桐のパネル戸(当社オリジナル)の引き違いにしました。
木製なのにふすま並みの軽さが女性にはとても人気です。
【キッチン、廊下に敷きつめた置き床生活】
実はリビングドアから玄関の廊下には置き床生活を敷きつめていません。境界は斜め敷居を特注して段差を解消しています。台所の床に置き床生活を敷き込みました。
【施工前の写真】
お施主様宅は2階なので、オーク調インテリアでは薄暗く感じるのがご不満でした。置き床生活でドアのオーク調と違和感もなく明るくなったのでとても喜んでくださっています。
【新しくなった寝室とLD間にも御簾戸を採用】
御簾戸の奥が新しくなった寝室ですが、寝るときに閉めきっても…
① 通気性が確保されて空気がこもらない。
② 透過性があるので閉めても圧迫感を感じない
③ 古材独特の落ち着きに癒しを感じる
以上3点の理由でここにも御簾戸を採用していただきました。敷居は新築当時のそのままの古さですが、それよりも古いのに美しい御簾戸が見事に包み込んでいます。
古民家再生でしか見ることの少ない御簾戸と置き床生活を併用することで、マンションが経年美化空間に変わった好例を紹介しました。
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