こんなに暑いなら一層の事、ふすまを御簾戸に代えてみませんか?
【4.5帖の枠組みが出来ました】
かつて和室は生活の中心でしたが、戸建・マンションを問わず、和室の需要がどんどん減っていきました。その変遷をここで述べるつもりはありませんが、私は、スペースが許す限り、和室はマンション生活には必要なものだと思っています。
【元々は6帖間でした】
お客様はこの和室を寝室として利用されるのですが、リビングを少しでも広げたいとのご要望で4.5帖に変更することになりました。この和室が、一味違った4.5帖間に変貌していくのですが、それはおいおいご紹介します。
今回は、解体の過程を中心にお見せいたします。
【鴨居を解体しているところです】
鴨居⇒小壁⇒敷居の順に解体していきます。長い残材は、電動ノコで短く切って袋に詰めていきます。
丸16年経過してるマンションですが、木はかなり硬く変化していました。
【垂れ壁の石膏ボードを取りました】
僕の苦手な石膏ボードの粉が飛びます。今回は、お施主さんがお住まいでないので気が楽ですが、これが住みながらの工事となると、相当な配慮が必要になります。
接着剤を併用して止めているので、手では簡単に外れません。どうしても、叩いて壊すことになるのです。一人は叩いて、もう一人が横で受けておかないと粉の散乱は防げないかもしれません。
【6帖ラインの垂れ壁が全てなくなりました】
このタイプのマンション和室は角に柱が来ていないので、新しい垂れ壁は上から吊らなくてはなりません。大工さんとしても簡単な仕事ではありません。これから何十年と建具がスムーズに開閉できなくてはならないのですから。
また、部屋の端にある和室と違って、このタイプは間取りの中心にあります。
家族の行き来が一番多い所なので、解体はとても慎重になります。
でも、一番過ごすことの多いリビング横の和室が、おしゃれに存在感を放つようになれば、マンションライフはまた違った意味で楽しみになると思いませんか?
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