一日の寒暖拡大、風邪流行! 実は家で発症してる?
コンクリートの打ちっぱなし、今年は厳しい寒さのせいでとてもコタエマス。
と、いうのも当社の事務所は、打ちっぱなしのコンクリート壁をそのまま使っているので、今年は、昼を過ぎてからの底冷えはかなりのものです。
天井エアコンをつけていても足先やパソコンのキーボードを打つ指先はしんしんと冷えるのです。電熱器を足元からつけてしのいでいるのですが、電気代が上がりっぱなしです。
仕方なく、明日から窓下のコンクリート壁に断熱工事をすることになりました。
手始めに赤外線サーモグラフィで施工する壁とその周辺の温度を調べます。
表示されている温度(7.8℃)はコンクリート壁のもっとも床に近い部分です。
下に赤く映っているのは杉の無垢床部分です。
コンクリート壁に近い杉の無垢床の温度は10.1℃ですが、壁から離れるともう少し温度が上がります。
赤外線サーモグラフィをそのまま上へ移動させて窓サッシの下端で測りました。同じコンクリート壁なのに12.2℃と床付近よりも4.4℃も高くなっていました。
赤い部分が窓にかかった和紙のブラインドです。
結露で床付近がよく濡れている理由が、これでおわかりになったでしょう?
この冷えたコンクリートと室内の暖気を遮断するために以下の方法で断熱工事をします。
パーツは、熱伝導率の低いものを使うのがポイントです。
① コンクリート壁に遮熱シートを両面テープで貼る。
② その上から適当な間隔で縦に桟木を打つ。
③ 25㎜の押し型の断熱パネルを間に止めていく。
④ 上から合板を貼って仕上げです。
見栄えの必要なところなら、合板の代わりに杉の無垢材で仕上げます。杉自体も断熱材のような性質があるのでさらによくなりますが、事務所内で押しピンやビスを打つ場所でもあるので今回は合板にしました。
温度の変化がどの程度になるかとても楽しみです。
森林浴生活では、目に見える機器によるデータを重視してマンションのリフォーム計画の参考にしています。
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アルテピアの新モデルルームの工事に意外に時間がかかっています。
あっさり、まとめるつもりだったのが結局あちこち凝った造りにしてしまったせいです。
皆様へのオープンは2月初旬になりそうです。