マンションの壁に杉板を貼ろう!
インターネット画像や動画が当たり前になった現代ですが、どうしても見る人に伝わらないものがあります。
【杉の4枚引き戸のクローゼット 須磨区横尾7-3 横尾モデルルーム】
そうです、香と温度です。
実は森林浴生活では、杉や桧の香りを室内で最も大切にしています。
【杉の洗面所天袋 須磨区妙法寺 妙法寺モデルルーム】
尊敬する宮崎良文先生の森林医学ⅠおよびⅡ(参照⇒http://www.fo-society.jp/therapy/)の中で、木の香りを嗅いだときに生体がどんな反応を見せるかを確かめた実験があります。
【実験1】
タイワンヒノキ材油吸入時の作業効率、反応実験
【実験2】
スギ、ヒバ材チップの香り吸入時の生体反応実験
【実験3】
タイワンヒノキ材油吸入時の臭覚疲労(臭いに慣れて気にならなくなること)実験
【実験4】
α-ピネン(杉に含まれる代表的なフィトンチッド)吸入時の生体反応実験
【実験5】
スギヒノキの葉油を吸入させた後に運動させた時の生体反応実験
【実験6】
高濃度α-ピネン吸入時のナチュラルキラー(NK)細胞活性値実験
1~6の実験結果を大まかにまとめると…
おおむね快適で自然、怒り・緊張・疲労・抑うつのマイナス感情尺度が減少。
作業効率の上昇
収縮期(最高)血圧が低下、脈拍の上昇もわずか、脳血流動態が沈静化。
α波(リラックスしたときに出る脳波)の増加。
散瞳速度(瞳孔はリラックス状態では縮小)が低下し、副交感神経優位に移行。
運動後の血圧降下が早く、疲労回復が速かった。
ヒノキ机120台を並べた室内にいた8名のNK細胞活性値は有意に上昇した。
近年は主観評価だけではなく、身体の生体反応値を測定する機器が発明されたことで実証されるようになりました。ただし、その健康効果には個人差があります。
【ヒノキの布団収納畳ベッド 須磨区妙法寺 妙法寺モデルルーム】
また、身体にどのように悪いかを宮崎先生自らが被験者になってした実験もあります。
<実験7>
ホルムアルデヒド吸入時の生体反応実験
平成15年の建築基準法改正で最も変わったのがホルムアルデヒド規制です。
20代、30代、40代の被験者に1分間、ホルムアルデヒドを嗅がせました。
全員、収縮期血圧・脈拍が急上昇し、末梢血流量が低下して生体は強いストレス状態になりました。涙がボロボロで、年齢が若いほど、ストレス状態が強いことがわかりました。
実際にシックハウス症候群になった人は、頭痛・腰痛を訴え、湿疹が身体に出ている人もいます。
F☆☆☆☆建材は、もっともホルムアルデヒド濃度が低い商品ですがゼロではありません。
24時間換気との併用で(かろうじて)健康に悪影響を与えないというレベルです。
くれぐれも換気ガラリは閉めないでくださいね、少々寒くても!
森林浴生活のマンションリフォームは、換気装置が不十分な中古マンションから合板を極力排除し、無垢材(化学物質規制対象外)などの自然素材で住空間を作ることで、住む人の健康を後押ししようとするものです。
よい香りは密閉空間で強く残ります。工業製品の新築時の香りはどこか、ビニール臭いというか不快な感じがするのに対して、クローゼットや家具などを開けた時に杉や桧の素敵な香りが漂ってくるのはとてもよいと思いませんか?
こんな自然素材のマンションリフォームをご覧になりたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
実際にそんな香りを確かめたい方はモデルルームをご覧ください⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html