データでなく、実生活で感じる天然木の高断熱マンションリフォーム
天井付近のカビ
窓枠周辺のカビ
和室の壁のカビ
マンションライフで悩みの一番手にくるのが結露とカビです。
実は結露とカビはセットなんですね。
結露は冬にでますね。北側の部屋は日が当たりにくいのでその水分がなかなか乾きません。
そこにカビが発生します。
経験則からマンションのカビには発生原因が3種類あります。
①窓ガラスやアルミサッシの結露によるカビ
冬、窓際は外気温に近いので熱伝導率の高いアルミサッシはその冷たさを室内に伝えます。
その表面に発生した水分が木枠を侵食し、壁の石膏ボードに浸透します。
ここにカビの巣ができます。
ガラス表面の水滴は半分は、サッシレールに直接流れるので窓の右側に注意です。
②外壁に接する内壁内に発生する結露によるカビ
この結露は目に見えにくいのが特徴です。外壁に接する面と間仕切り壁の境目に発生するカビは、 何らかの原因で壁の断熱性能が落ちていると考えられます。
マンションの断熱材は、大半が吹き付け式です。古いマンションの場合、その断熱材が劣化して部 分的に断熱性能が落ちていたり、または断熱材を入れ忘れていることがあります。
こんな壁のクロスを貼り替えても多分3年以内にカビだらけになります。
③家具をどけた時に壁紙についているカビ
タンス、冷蔵庫、洗面化粧台など壁との隙間が少ない場所は通気性が悪いのでカビが発生します。
マンションリフォームではカビ対策は重要です。それぞれの原因に合わせた対策が必要です。