桜を綺麗に撮る!

宮本博文

宮本博文

テーマ:写真教室



春と言えば「桜」ですね!開花から満開まで約1週間。散るまで考えても2週間ほど。
今年こそキレイな桜の写真を撮りたい!という方におすすめする撮り方ポイント集です。

①全体よりもアップで撮る
全体を入れようとするとどうしても人がたくさん入ったりでガヤガヤしてしまいます。桜をアップにした写真をメインにするとうまくまとまりやすくなります。ズームで大きくアップにして撮るだけでなく、広角側で桜におもいきり近づいてみると迫力ある写真に。

②人も入れてみる
「桜」というより「桜のある日常」という捉え方で、桜並木を散歩する夫婦や家族などを入れてみましょう。
人がメインなのか、桜がメインなのかをはっきりさせる構図づくりが重要です。

③背景はできるだけボカす
周囲の背景にピントがはっきり合うと、色や形があふれ、メインが目立たなくなってしまいます。

④晴天・青空は最高!
晴天の青空は、淡いピンクの桜と相性バツグン!太陽を背にして撮るのがおすすめです。
カメラの設定(ピクチャースタイルなど)で「風景」「ビビッド」などで空の青を強調すると、なおGOOD!

⑤曇天や日陰・空を少なめにしてプラス補正
カメラの特性上、写真が暗くなりがち。できるだけアップにして、露出補正で明るく撮ってみましょう。

⑥他のお花とコラボレーションしてみる
他のお花(色が違うもの)を手前に入れてボケさせる(=前ボケ)と、桜のピンクが際立ちます。

⑦背景の色にこだわる
ベストな組合せは青空ですが、撮る場所を工夫すれば芝生などの緑色や、菜の花の黄色もキレイですよ。

⑧ホワイトバランスを変えてみる
たとえば「白熱電灯」にして青っぽい色味にしたあと露出補正で強めに明るくすると、ふわっと幻想的に!

⑨散った後も見逃さない!
桜といえば、その散り方もキレイだからですよね。桜吹雪を撮るのは難しく、運も必要ですが、散った後の花びらは比較的かんたんに撮れます。足元にも注意を向けてみましょう。
『マクロレンズでグッと近づいて背景をもっとボカす』『PLフィルターを使って空の青みを強調する』などの方法もありますが、上記10個のポイントを抑えるだけでもかな

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