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コラム

親子の効果的なコニュニケーション

2019年4月29日

テーマ:社長のひとりごと

コラムカテゴリ:趣味

一通のメールをご紹介します。とても考えさせられることでしたので・・・

自己執着心と自己肯定感とは違う?

自己肯定感とは「自分はかけがえのない存在だ」と無条件に自分を肯定する感情です。
他者からの言葉や、置かれた環境に左右されることなく「自分は大切な存在だ」と感じる心が自己肯定感です。

自己肯定感を伸ばすためには、テストの点数のみを評価する学校や学習塾の減点主義的な発想ではできません。
家庭で親がつねに子どものいちばん近くに寄り添い、安心感を与えて、愛情を込めて褒めてあげることが大切です。

「○○ができたからお利口ね」と褒める条件付きの愛情ではなく「あなたがいてくれるだけで幸せ」という無条件の愛情が必要なのです。

つまり、自己肯定感を養うには、親が子供に対して「どんなときも何があってもあなたの味方だよ」「いつもあなたを見守っているよ」ということが伝わることです。
つまり、これらを与えられるのは家庭教育だけです。

高校生を対象として実施した調査では、日本の高校生はアメリカや中国、韓国の高校生と比べて自己肯定感が低い傾向にあることがわかりました。

中でも「私は価値のある人間だと思う」という設問に対しては、米中韓では80%以上が「そうだ」「まあそうだ」と答えたのに対し、日本の高校生は半数以下の44.9%とほかの3カ国に比べ著しく低かったのです。

大人が何かと否定的な言葉「愚痴る」を発することが、子どもたちに悪影響を及ぼしているのかもしれません。

この記事を書いたプロ

宮本博文

家族写真撮影のプロ

宮本博文(STUDIO栄光社)

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