コインパーキングの売り上げシミュレーション
周辺相場の基準をはずさない
これまでのコラムでも、コインパーキングを始める周辺の市場調査をおすすめしてきました。
料金を設定する場合、特に、周辺のコインパーキング料金のリサーチは大切です。
周辺の相場を基準に設定する必要があります。在車数を増やしたいとばかりに値段を下げすぎると、価格競争となってしまい、結果的にこちらも予想外の値下げする羽目に陥ります。
値下げ合戦するのは得策ではありません。
それより、ひと工夫することで、売り上げアップにつなげましょう。
料金設定は、収益率を上げる大きな鍵となります。
最大料金制を採用したり、色々と試行錯誤して魅力的な対策を考えましょう。
近隣調査で、ユーザーのニーズを知ることも大切です。
もちろんDSSもお手伝いさせていただきます。
オープニングキャンペーン期間は特別価格で設定
では、実際にどのように料金設定に工夫すれば良いのか、確認していきましょう。
近隣で、どのような価格設定しているかリサーチしたら、その相場を外さないようにお得感をもたせるような「ひねり」を考えます。
まず、最初の1カ月はオープニングキャンペーンとし、この期間のみ、近隣の相場より安くなってしまいますが、期間を守れば許される範囲でしょう。
「期間限定」であることをしっかり印字したチラシ等でアピールします。
オープン当初は、周辺に対して、認知してもらうことが大切です。
チラシやティッシュを配布してオープニングキャンペーンのPRをしましょう。
また、各家庭や店舗等へのポスティングも効果が見込めるので行いましょう。
まずは一度利用してもらうことが大切です。利用して良ければ、またリピーターとなってくれますから。
また、夜間の駐車料金は、やや格安に設定することをおすすめします。
ニーズに合わせて最大料金や時間設定を変える
「1日最大1500円」など、長時間利用の上限を設けた最大料金制を採用してみるのもアイデアでしょう。
また「回転率を上げれば、収益効果は上がる」と、以前のコラムにお書きしましたね。
オープン後、コインパーキングとして動き出せば、DSSでは、保守管理の一貫として、繁忙期がわかる集計をデータ化しています。
時間ごと、曜日ごとに何台駐車されたかというデータがすぐにわかります。
保守管理をしている会社なら他社でもわかるはずです。
基本料金は最初に決めて、コインパーキングが稼働してから、ユーザーのニーズに合わせて細かな料金設定を変えるというのも作戦です。
さまざまな方向からDSSでは、サポートをご提案しています。