住宅地でのコインパーキング運営事例

2016年7月22日

テーマ：コインパーキング運営事例

コラムカテゴリ：ビジネス

さまざまな性格を持っている住宅地

商業地もそうですが、「住宅地」と一口に言っても、土地柄はさまざまです。
最近は、「住宅地」に人気のレストラン、スイーツショップ、エステサロンや、オシャレな雑貨屋さんなど…個性的な特色がある街も増えました。

雑誌等で紹介されると一気に知名度があがり、住宅地であっても、多くの人でにぎわうようです。

そういうエリアは、コインパーキングにとって格好のターゲットになります。
また、住宅エリアで、大きな病院や公的施設かある場合等も、ユーザーのニーズは異なってきます。

住宅地でも、環境によってニーズはまったく違ってくるということを把握する必要があります。
その上で料金設定を行いましょう。

そのためには、コインパーキングの候補地となるエリアのリサーチをしっかりと行うことが大切でしょう。

「利用者の視点」を大切にした料金設定を

住宅エリアは商業エリアと異なり、ビジネスで訪れる人は少ないでしょう。
ただし、前述のように人気店や大型施設があるようなら、お客としてはもちろん、業者の出入りも予測できます。

一方、プライベートな住居だけのエリアですと、個人的な理由で利用することになりますので、金額にもシビアになります。
そのためユーザーにとって、お得感のある料金設定が良い場合が多いです。

それは、どんな設定か確認していきましょう。

「利用者の視点」ははずせませんので、オーナーさまご自身が、ご友人やご親戚の家を訪問する際などに利用することを想定して考えてみます。
久しぶりの訪問では、長くなります。

長時間利用で、できるだけ安くなる方法でなければ、自家用車で来た意味がありません。タクシーと同じぐらいかかってしまえば、駐車場利用で損したことになりますので、料金設定は慎重な配慮が必要です。

夜間の時間設定への配慮

住宅地では、夜間料金の設定も大きなポイントです。
夜間は日中より格安になり、半額設定している所が通常でしょう。

夜の稼働率をデータで検証してみることをおすすめします。

このあたりは、コインパーキング運営をスタートさせてから、データを見ながらユーザーニーズに応えることも可能です。

料金チェンジは、いつからでも始められます。
事前のリサーチ通りにすべてがいくとも言い切れません。
柔軟な対応で進めましょう。

この記事を書いたプロ

オーナー自主運営型コインパーキング支援のプロ

麻田厚志（株式会社ディー・エス・エス）

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