パナソニック ドラム式洗濯機 ヒートポンプの熱交換器アルミフィン掃除で 乾燥時間復活
「去年、自宅の洗濯機をお願いして本当に良かったので、今度は実家の洗濯機も見てもらえませんか?」
そんな嬉しいご連絡をいただき、今回は堺市のお客様のご実家まで出張させていただきました。
昨年、ご自宅の日立ドラム式洗濯機を分解クリーニングさせていただいたことがきっかけで、今回はご実家のPanasonicドラム式洗濯機をご依頼いただきました。
遠方ではありましたが、「安心して任せられるから」と再び声を掛けていただけたことを大変嬉しく思います。
ご相談内容
機種はPanasonic NA-VX9700R(2017年製)。
お悩みは、
「乾燥を5回くらい繰り返さないと洗濯物が乾かない」
というものでした。
早速試運転を行うと、本来なら勢いよく出るはずの温風がほとんど出ていません。
原因を探るためヒートポンプ内部を確認すると、フィン全体にホコリが壁のように張り付き、空気の通り道が完全に塞がれていました。
(作業前写真)
ここまで詰まると、どれだけ乾燥運転を繰り返しても十分な風量が確保できず、乾燥時間だけが長くなってしまいます。
もう一つ見つかった故障
さらに給水状態を確認すると、水の勢いが極端に弱く、まるでコーヒーサイフォンから落ちるような細い水しか出ていませんでした。
この症状から給水弁(給水ポンプ)の不良と判断しました。
給水弁写真
今回は交換部品の持ち合わせがなく、また遠方での作業だったため、ご依頼者様へ状況をご説明し、Panasonicの修理窓口へ給水弁交換をご依頼いただくようお伝えしました。
分解して分かったもう一つの問題
さらに分解を進めると、Panasonic VXシリーズで比較的よく見られる「脱水受けカバー」の大きな穴を確認しました。
この部品は長年施工してきた経験上、7~8割ほどの確率で損傷が見られる印象があります。
現行のLXシリーズでは改善されていますが、この年代のVXシリーズでは注意したいポイントの一つです。
当店ではこの部品を常時在庫しておりますので、その場で新品へ交換させていただきました。
(交換前写真)
また、泡立て部品にも水あかや洗剤カスが大量に付着していたため、高圧洗浄でしっかり除去しました。
ヒートポンプも取り外して徹底洗浄
今回はヒートポンプ内部の詰まりが非常に重度だったため、表面だけの清掃では改善できない状態でした。
ヒートポンプユニットを慎重に取り外し、冷媒配管へ負担を掛けないよう細心の注意を払いながら高圧洗浄を実施しました。
(ヒートポンプ洗浄前・洗浄後写真)

ここまで行うことで、本来の風量を取り戻すことができます。
作業完了
組み立て後は試運転を行い、
水漏れがないこと
温風がしっかり出ていること
各動作が正常であること
を確認し、お客様へお引き渡ししました。
乾燥機能も改善し、「これで安心して使えます」と喜んでいただくことができました。
今回の現場から学んだこと
今回改めて感じたのは、給水弁の故障は頻繁ではないものの、これまでにも何度か遭遇しているということです。
今後は遠方での施工にも迅速に対応できるよう、給水弁についても在庫部品として常備することを検討したいと思います。
一つひとつの現場から学び、次のお客様へより良いサービスとして還元していくことが、クリーンハンターの品質向上につながると考えています。


