お掃除機能付きエアコンも内部は汚れます！しかも余計にカビやすいってご存知でしたか？

2019年4月10日公開 / 2021年2月14日更新

テーマ：エアコン洗浄

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：エアコン掃除、エアコンクリーニング、ハウスクリーニング

お掃除機能付きエアコンも内部は汚れます！

お掃除機能付きのエアコンは
フィルター掃除は自動でしてくれますが、
内部はお掃除機能なしのエアコンと同じように
カビますし、ほこりが溜まります。

しかも　お掃除エアコンほどカビやすいってご存知ですか？

エアコンの内部は氷以上に冷たいガスが流れているので
コップの結露と同じ原理で、湿度が90%以上になります。

お掃除ロボットのフレームの裏側は、凸凹が多いために
通気性が悪くカビが余計に繁殖しやすくなっています。

多くの方が、お掃除ロボットは10年お掃除しなくても
大丈夫とか、お掃除しなくて楽チンと購入されるケースが
多いようですが、かえってお手入れが必要なエアコンなのです。

部品が増えると、お手入れしなければならないのは当然です。
多機能であればあるほど、故障しやすくなります。
電気製品は、引き算が美学。シンプルイズ　ベスト。です。

複雑なロボット部品の裏側にホコリとカビが付着します。

エアコン内部に繁殖する真菌(カビ)の真実

だいたい初夏から秋の中頃くらいの期間に、
咳が長引くような症状が毎年起きている
ようであれば注意が必要です。

「トリコスポロン」と呼ばれる真菌(カビ)が放出する
胞子を吸い込むことで発症する
カビ肺炎とも言われる「夏型過敏性肺炎」の可能性があります。

過敏性肺炎は、花粉、ほこり、ダニなどに
アレルギー反応を起こして発症してしまう肺炎のことを言います。

エアコンの内部には、回転するファンにホコリがたまり
そこにカビが繁殖して、部屋中にカビ胞子を撒き散らすのです。
エアコンのカビ除去は使い始める前と、使い終わった後が一番

夏場にご予約が殺到しますが、予約も取りづらく
値段も高くなります。オフシーズンにお手入れを是非お勧めいたします。

ホコリ1gにカビ1万個

長年、空き家になっていた家に入ると独特の匂いがしませんか？
農機具の倉庫、体育館の倉庫、古い国鉄時代の電車も独特な匂いがします。
様々な匂いが合わさって、特有の匂いを醸し出しているのですが
原因の一つはやはりカビです。

花粉症や、様々なアレルギーに私たちの体は反応します。
カビは、アレルゲンに十分なり得ます。

ホコリを除去して清潔に保つなら、カビを最小限に抑えることができます。
黄砂、ヒノキ花粉、スギ花粉、ブタ草など反応するアレルゲンは
たくさんありますが、一番はハウスダストです。

見えている汚れやホコリは、氷山の一角です。
定期的にお掃除する箇所をチェックリストをつけて
お掃除できるといいですね。

エアコン洗浄をわたしが頼んだきっかけ
https://mbp-japan.com/ctrl_panel/columns/edit/5000237/5018870/
自分でできるエアコン掃除の仕方と写真で見るプロのエアコン分解洗浄https://curama.jp/magazine/77/#a2
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