熟練技能とは何か、また熟練技能をどうやって継承させるのか？現場任せになっている技能継承
2025年度に新しく製造業の新人リーダー向けに、工場の管理技術、マネジメントの
ポイントを学ぶことができる解説書を紹介します。
★詳しい内容は、こちらから＜製造業の現場で使えるProマニュアル＞
この解説書では、製造業の品質管理について、その目的と基本的な管理手法の習得を
目的としています。主な項目は以下の通りです。
・お客様第一主義の意味
・日常業務の管理サイクルを回す重要性
・標準化とマニュアル遵守による作業ミスの低減
・現場の見える化、変化点、異常の早期発見の方法
・QC七つ道具とQCストーリーによる現場改善手法
・デジタル化の流れと、これからの品質管理の方向性
品質管理の活動を正しく理解し、日常業務のなかで、一つ一つ改善を積み重ねて行くこと
で業務の質が向上し、仕事の達成感につながります。
現場の実務に密着した4M変更管理に関しては、企業で経験を積んだ実務家が研究を行う
分野で、それゆえ体系化された解説書は少ないのが現状です。
多品種少量、最近では変種変量生産を強いられている中小製造業にとっては、いかに効率
よく、トラブルを起こさずに製造現場の管理を行っていくかは、重要なテーマとなって
います。
そこで、この解説書により、4M（変化点）管理を体系的に学んで頂くことで、効果的な
現場管理が可能となります。
統計的品質管理（SQC）は、統計学の専門家ではなく、現場で働く作業者でも解析でき
るように、なるべく簡単な手法（QC手法など）を用いて問題を分析することを目的と
しています。
例えば、QC七つ道具は、現象を数値的・定量的に分析するための技法で、可視化する
ことで、誰でもすぐに問題点を理解でき、説明は容易にできます。
そしてSQCは、技術的に高度な問題に対して、検定と推定、相関分析・回帰分析、実験
計画法、多変量解析法、タグチメソッド（品質工学）などがあります。
ここでは、製造工程におけるバラツキの管理と統計解析手法を用いた品質改善手法に
ついて詳しく解説します。
なぜなぜ分析は、主に発生した問題の原因を探り、絞り込むためのツールとして
使われています。しかし、必ずしも真の原因に辿りつくことができず、再発防止対策
も不十分となっています。
なぜなぜを繰り返して原因にたどり着くための前提として、品質管理における「是正」
「再発防止」の進め方の基本を正しく理解する必要があります。
正しく分析を行うためには
1．発生した問題を正しく認識すること（三現主義）
2．何を解決したいのか目的別に「なぜなぜ」を行うこと
3．品質管理のしくみに基づいて、その不備を指摘すること
4．再発防止、流出防止を図るには、ルール順守の徹底（教育と実施確認）を行うこと
本講座では、なぜなぜ分析の現状と問題点を指摘し、再発防止と水平展開を確実に実施
するための「なぜなぜ分析の 基本形」と「目的別応用手順」を詳しく解説します。
QC七つ道具は、製造工程や品質などに関する数値データを整理・分析する統計的品質管理
の手法の総称です。
パレート図、ヒストグラム、散布図、特性要因図、チェックシート、グラフ、管理図の7つ
のツールを用いて、問題点を発見し、その原因を分析し、対策・改善を行うことで、品質を
向上させます。
QC七つ道具は、品質管理の基礎的な手法であり、多くの企業で活用されています。 これら
の手法を習得することで、品質を向上させ、企業の競争力を高めることができます。
そのほか、新QC七つ道具の業務への適用方法、QCストーリーによる問題解決の進め方
現場リーダーに必要な問題解決力UPについても詳しく解説しています。
★詳しい内容は、こちらから＜製造業の現場で使えるProマニュアル＞
