筋膜について知っておきたいこと。筋膜リリース? 筋膜はがし?【岐阜の理学療法士のコラム】
岐阜市の筋膜整体専門スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士の小木曽です。
身体的な疲労や自覚症状を感じる人の割合は全体の68.6%。
その中で肩こりに悩む人は74.8%との報告があります(厚生労働省:VDT技術革新と労働に関する実態調査結果 2008より。以降の調査は廃止されています)
肩こりの原因は血行不良、筋・筋膜バランスの不良、姿勢不良などさまざまですが、その中で筋膜の厚さ・滑りの悪さも関係しています。
運動器エコーというものがあります。非常に高価なため主に医療機関にしか置いてありませんが、我々理学療法士がからだの中を見ることができる唯一のツールです。
その運動器エコーを使用して学生を対象に筋膜厚を調べたところ、
肩こりを感じている人の平均筋膜厚は1.67㎜、肩こりを感じていない人の平均筋膜厚は1.23㎜という結果がでました。
またそれぞれの方に、当スタジオでも行っている筋膜リリース体操を行ったところ、肩こり群は1.35㎜、非肩こり群も1.04㎜まで筋膜厚が薄くなりました。
筋膜厚が肩こりの絶対的指標とは言い切れませんが、筋膜が要因の一つかどうかを鑑別する参考になります。
当スタジオにも運動器エコーを完備。
気になる方は是非お気軽にご相談ください。
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