高3生が12月にやるべきこと、やってはいけないこと
出願大学を決めたら、全受験大学の過去問を少なくとも5年分は手元に揃えましょう。一般受験でも、推薦入試でも、過去問を複数年分用意することは合格確率を大きく引き上げるためには、絶対必要な努力です。
前回のコラムでは、過去問を入手するあらゆる手段を尽くせ!!
とまとめました。
もし、アナタの受験大学の過去問が、一般には入手できなさそうな場合は、どうするかをお教えします。
大学webページから問い合わせ先・請求方法を見つける
国公立大学のAO入試や推薦入試の小論文試験など、市販されていないものもあります。同様に、3年次編入の入試問題なども、ネットで検索しても簡単には見つからない場合があります。その場合は、各大学のWebページから、入試課への問い合わせ方法を見つけてみましょう。大学によっては、情報開示の一環として、過去問を様々な形で公開しています。
各大学の入試課に問い合わせてみよう!
昨年は、当塾の塾生で、岐阜大学地域科学部を社会人推薦を利用して、受験する生徒がいました。
岐阜大学のwebページを見て、大学内の入試課で頂けることがわかりました。そこで、岐阜大学へ直接行って、入試課の担当者を訪ねました。無事に出願願書と一緒に過去問1年分を入手することができました。
*ここで頂いた過去問から、大きな発見をしますが、後日談とします。
本年度は、私の塾生で、富山大学の推薦入試を控える者が2人います。
富山大学の入試課webページから、3年分の推薦入試の過去問をEメールで請求できることがわかりました。
直ちに、加藤は、入試課ページに掲載されている請求手続きにしたがって、過去問を着払いで送って頂きました。
また、過去の塾生の中には、名古屋大学の附属図書館まで、推薦入試の過去問をわざわざ閲覧に行った者もいました。
この他にも、東京にある某私立大学に、3月入試の願書の郵送を電話でお願いし、赤本まで付けて、丁寧にご対応頂いたこともあります。
過去問の入試に、手間とお金をケチるな!
大学受験の合否は、自分の人生の大きな分岐点になります。「面倒だから」「お金が勿体無い」と、労力を惜しんでいると、アナタの人生の方向性が変わってしまうかもしれません。
アナタが、本気で合格を勝ち取って志望大学へ行きたいのなら、試験勉強をすることと同じぐらい必要な努力です。