批判の種を探る
パーティー券問題で、政治が大きく揺れています。野党の攻勢が強く、メディアも大きく取り上げています。
不正を働く事は問題ですが、それ以前に、それだけのお金が必要な政治そのものの問題を解決しなければ、同じ問題が繰り返されると思います。
政治家にお金を出す人(企業)は、お金を出して、少しでも自分たちの利益につながる政治を行ってほしいとの願いがあるのではないでしょうか。
そんな人がいる限り、お金が政治を動かす仕組みは変わりません。
政治家にお金を払うことのない庶民には、ほど遠い世界になります。
同様に、ウクライナやガザ地区で起こっている戦争についても、互いの主張を通しているうちは、いくら平和を訴えても、戦争を続けるしかない状況はかわりません。
誰もが幸せな人生を送りたいと願っています。
自分のエゴ的な思いが、社会を狂わせているとしか思えません。
ある意味、世界が大きく変わる過渡期に来ているのかもしれません。
「持続可能な社会」、「多様性の時代」などと叫ばれているのもその現れのように思います。
人は一人では生きていけません。
互いを理解し、尊重しながら、共に歩む、方向を示さなければ、破滅の方向に進んでいきます。
できる事は、まず身近なところの幸せではないでしょうか。
足元の幸せが、家庭、地域、国、世界へと広がっていくように思います。
エゴ的に生きているうちは、足元の幸せはありえません。
だからといってそれを否定しても、ストレスが溜まってしまいます。
ひ
否定せず、エゴがぶつかり合わないように上手く調整していく柔軟性が必要だと思います。
これは、外の世界だけの問題ではありません。自分の内側に起きている葛藤も同じです。
葛藤=戦争
どちらかが我慢するのではなく、どちらも生きるように調整する事が重要になります。
どちらも生かす発想が必要です。
その柔軟な発想が、家庭、地域、国、世界に広がるように思います。
時間がかかり、大変だと思われますが、この一歩を踏み出す事ができないでいるのが現実です。
ストレス社会と言われ、他を批判して、自分を守ろうと脳を働かせるのではなく、ストレスから逃げず、ストレスと向き合って、自分の中で解消するために脳を働かせる事が重要ではないかと思います。
わたしは、脳の取り扱い説明書と言われるNLP心理学がかなり役立ちそうだと思っています。
脳の働きを理解することは、人間理解につながります。
どうして争いが起こるのか、どうすると平静でいられるのか、どのように成長するのかなど、生きるための本質の理解につながるように思います。
本質を理解した上で、自分軸が明確になれば、外の世界に振り回される事が少なくなります。