仕事の仕方が変わると、成長する

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 市民運動会の準備会を行いました。
 運動会の形が、少しずつ明らかになってきました。

 願いを叶えるためには、いくつかの壁を乗り越えなければなりません。
 壁がはっきりしている壁もあれば、曖昧な壁もあります。
 依頼した仕事を依頼した通りにやってもらえるか、不安がある時には、曖昧な壁になります。
 特にボランティアとして働いていただく時、任せた人の「仕事をする意識の高さや能力」、「仕事への責任感の強さ」など曖昧でわからないことばかりです。

 「任せた以上、きちんとやってもらわなければ困る。」と突き放した気持ちがあると任せた人から、目が離れてしまいます。

 「上手くやってくれるだろうか、心配だ。」と思うと、目を離す事ができません。
 いつでも手を差し伸べる事ができる状況を、用意しておく事になります。
 
 これまで、自分の力で何とかやり切る事ができた私は、この曖昧な壁についてあまり意識していませんでした。

 むしろ、責任感の強さから仕事をやり切っていたため、「他人も同様に仕事をするはずだ。」という思い込みが強く、できない相手を責める事が多かったように思いました。

 一人の力でできない仕事が多くなると、この曖昧な壁が、多くなってきました。
 そのため、曖昧な壁一つひとつに、配慮しながら、仕事を進めなければなりません。

 振り返ってみると、自分の力でやり切っていた時の仕事の仕方とこの曖昧な壁を抱えての仕事の仕方は、かなり変わってきました。

 常に先を読み、不安や不足を排除しながら仕事をしなくてはなりません。
 次々に現れる不安を解消するための対応の仕方は、色々です。
情報を集めたり、気持ちを探ったり、人間関係を築いたり、資料作りの手伝いをしたり、しながら取り組んでいます。

 まさに、願いを叶えるための危機管理をしながら、仕事を進めている感じがします。

 一人ではできない大きな仕事を任せられた立場が、私を育ててくれています。

 ストレスを感じる事がありますが、これも、力をつけるために必要な負荷だと思っています。むしろやり甲斐を感じています。

 まだ、充分な力がないため、試行錯誤の繰り返しをしていますが、そのうち、必ず力がつくと信じています。


 「住みよい地域にしたい」という強い願いが、少しずつ広がり、支えてもらえるから、形になってきたという気持ちが強くなってきました。

 感謝! 感謝!

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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

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 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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