ひきこもりに思う
願いの実現のために「私の物語」を作り、100日間それを読むという生活をしています。
「私の物語」
願いが叶った世界をイメージして、その中で活躍している自分をA41枚程度の文章にまとめます。
願った日常の一場面を物語のように書きます。
文末は、「します。」「しています。」のように、現在形か現在進行形で、表現します。多少文章としてはおかしくなることもありますが、「〜した。」という過去形は使いません。
例
私は、夫婦間で抱える問題を解決するために、クライアントと面談をしています。クライアントは夫への不満を吐露しています。私は、クライアントの心の叫びに集中し、問題の本質をつかんでもらおうとガイドしています。
クライアントは、その不満が、クライアント自身の内面に起きている事に気づき、次第に自分の内面を深く見つめようになり、今起きていることの根底に何があるのか、気づき始めています。
こんな感じです。
100日間毎日読み続けると焦点が、願いに当たり、願いを忘れる事はありません。
(ちなみに、願いが叶わない大きな原因の一つに、願いを忘れる事があります。)
100日続けると、書いた文章の通りに全てが現実になるかと言えば、現実になる事はありません。
ただし、世界がその方向に動いている感じがしています。
支援者が現れたり、思わぬつながりができたり、願いを実現するために必要な出来事が起きたりします。
もちろんよい出来事ばかりではなく、乗り越えるための試練となる出来事も現れます。
この時、「私の物語」が役に立ちます。逃げたり、避けたりする事なく、その出来事と真摯に向き合い、乗り越えるためのリソースになります。
100日続ける間には、山あり谷あり、さまざまな出来事が起きます。
まるで、ゴールを目指すマラソンランナーのようです。
そして、ゴールを目指すために100日間、自分を鍛え続けている感じがします。
その結果、日々の努力が、願いを叶えるのにふさわしい自分に育て上げてくれるように感じます。
(宝くじを当てた人が、お金の使い方を誤って不幸になるのは、大金を使えるだけの自分に鍛えていなかったからだと考える事ができます。)
「私の物語」は、願いを叶えるためのリソースになっています。