自分と感情を切り離す
よりよく生きたいと思って生きている人は、多いと思います。
課題を解決のために努力する事も、至らない点を恥じたり、隠したりしたくなったりする事も、自分を磨く機会を作る事もそのためだと思います。
ある本に
「今週は、自分が持つ神秘さについて考えましょう。」
と書かれていました。
仏教の教えの中にも、「仏性」とか「仏心」などという言葉が出てきます。
内容については十分理解しているとは言い難いのですが、どちらも、自分では、気づいていない何か(力?)が、自分の中に既に備わっているという考え方を示しているように思います。
これまで、自分の感情や意思のように、自分でわかっているもので動いてきたように思って生きてきた私にとっては、新しい見方・考え方になります。
考えてみると、自分を磨く事自体、神秘さの現れかもしれません。
よりよく生きたいと思う気持ちは、ずっと持ち続け、消えることはありません。
他にも、このコラムの内容がふっと毎日浮かんでくる事も、神秘さの現れに思えてなりません。
科学の進歩によって、解明される事があるかもしれませんが、この神秘さは、人間に与えられた、神様からの贈り物のように思います。
そして、一人ひとりが違っているのは、それぞれの果たす役割が異なっているからかもしれません。
と考えると、自分らしさの中に、必ず神秘さがあり、それを探し出す事は、自分を生かす上でとても大事なことのように思えてきました。
神秘さを探すためには、どうすればよいのか、
これもよくわからず、手探りです。
ただ、はっきりしている事は、自分の内側を見ている事です。
そして、探すことに集中しています。
どうも、探し出すには、時間がかかりそうです。
でも、自分のためにも諦めずに探し続けようと思います。