意思表示が自分の人生と家族を守る

長谷川健

長谷川健

テーマ:終活

最近、クライアントさんにお伝えして取り組んでいただいているのが、
ご自身のことについて、意思表示ができなくなった時のことです。

人の命が永遠でないのと同じで、意思能力もいつどうなるかわかりません。

高齢になって時間の経過とともに認知症になる方もいれば、
年齢に関係なく、事故や脳血管の病気の発症などで、
ある日突然、意思表示ができない状態になる可能性があります。

そうなったときに、医療や介護についてどんな希望があるのか、
誰に託すことになるのか、対応しやすい環境などを整えておくことをお勧めします。

医療と介護については下記のことがポイントになりますので、考えの参考にしてみてください。

~医療~
◇治る見込みが極めて少ない場合は、延命治療は行わず、
 苦痛の緩和だけの治療にして欲しい
◇死後の解剖を要請されたらどうするか決めてある
◇普段から自分の病歴や持病についての情報を整理し、持ち歩いている
◇高額療養費制度について知っている
◇突然、意識不明になったとしても、すぐに家族に連絡がつく

~介護~
◇介護をしてくれる人がいる
◇介護を頼みたい人から了承を得ている
◇自分が認知症になった場合に介護を受ける場所を決めている
◇介護保険で賄えない費用は別に準備している
◇認知症になったら、思わぬ行動によって加害者になってしまうかもしれないと認識し、
 対策している


「宣言書」という書面で表すと、家族はそれを基に判断できますし、
前もっての意思表示が自分の人生をキレイに仕上げるのではないでしょうか?

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Mybestpro Members

長谷川健
専門家

長谷川健(相続コンサルタント)

株式会社ハセプロ

シニアの想談窓口®を運営。遺言と生前契約と生命保険を活用し問題解決を行う。また、親の家の片づけ・空き家問題など、プロ集団を結成し、感動と共感をテーマにコンサルティングを行う。相談実績は6500件超。

長谷川健プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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