ゴルフ４ R32の本革シートが擦れて困っています。修理して違和感なく塗装してください。

2016年2月1日

テーマ：本革レザーシート補修修理施工事例

コラムカテゴリ：趣味

本革シートの修理や塗装でよくあるご依頼です

●　ゴルフ４ R32の本革シートが擦れて困っています。修理して違和感なく塗装してください。

今回のお悩みはゴルフ４の本革シートの塗装擦れです

福岡市博多区の自動車販売店様よりお問い合わせがありました。在庫車として入荷したゴルフ４ R32ですが黒の本革シートのサイドサポートの部分が擦れて困っています。

ゴルフ４ R32の本革シートの状態は、ものすごく出っ張っているサイドサポートの革表面の塗装が擦れている状況でした。

ここまでサイドサポートが出っ張っているとどうしても体が擦れて本革シートにダメージを与えてしまいます。今回のリペア修理のお客様からのご要望は「極端にキレイにしないでください」とのご依頼でしたので、シートの周囲を確認しながらキレイになりすぎないように注意して施工をしました。

ご依頼された自動車販売店様のガレージで出張施工をさせて頂きました。施工時間は２時間で完了しました。

リペア修理や塗装をした後でもすぐに乗ることが出来、無臭で仕上がるのもこのリペア修理や塗装の特徴です。

ゴルフ４の本革シートのリペア修理方法

１.施工範囲をクリーニング
２.劣化したヒビや割れに充填剤で埋める
３.周囲と違和感がないようにサンディング
４.調色しスプレーガンで塗装する

ビフォーアフター

運転席のサイドサポート部分の塗装が擦れたり割れたりしている状態です。

本革シートのリペア修理と塗装が完了しました。お客様のご要望の「極端にキレイにしないでください」を守り施工をしました。

リペア修理や塗装中に周囲に塗料がつかないように養生をして施工しています。

本革シート装着車でよくみる症状のひび割れや擦れなどもほとんどの場合キレイに修復することができます。

ゴルフ４ R32の画像つきビフォーアフターはこちらです。

ゴルフ４の本革シートの修理をご依頼頂いたお客様の声

輸入車専門の販売店です。最近、希少なゴルフ４のＲ３２を在庫車として仕入れました。左ハンドルのオートマ車はあまりないので欲しい人は少なからずいると思います。

全体的な程度はすごくいいクルマですが、やはり本革シートの劣化はありました。

Ｒ３２のシートはバケットタイプの本革シートなので、どうしても体が当たってしまい劣化しやすいのでしょうね。

前回リペアしてもらった、ポルシェ９２８ＧＴＳの本革シートはあまりにもキレイになりすぎたので、今回のゴルフ４はできるだけ使用感を残してリペアをお願いしました。

キレイにしたいという気持ちは理解できますが、今回は少し使用感を残した仕上がりになるようにしてもらいました。

この仕上りなら、他の場所と比べても自然な仕上がりでいいですね。

キレイに仕上げたり、今回のように仕上げてもらったりできることが今回わかったので、今後は仕上がりイメージを打ち合わせてお願いしようと思います。