【第8回】大学生がやりがちなパソコン失敗例ベスト5
「クラウドに保存してください。」

最近では、スマートフォンやパソコンを使っていると、この言葉をよく見かけます。
でも、お客様からは、
「クラウドって空の雲のことですか?」
と聞かれることがあります。
確かに、「クラウド(Cloud)」は英語で「雲」という意味ですから、不思議に思われるのも無理はありません。
今回は、この「クラウド」について、できるだけ分かりやすくご説明します。
クラウドは「インターネット上の保管庫」
クラウドとは、
インターネットを通じて利用できるデータの保管場所のことです。
写真や書類を、自分のパソコンやスマートフォンではなく、インターネット上のサーバーに保存します。
つまり、
「インターネット上の貸し倉庫」
のようなイメージです。
写真を例に考えてみましょう
旅行で100枚の写真を撮ったとします。
昔は、その写真はスマートフォン本体の中だけに保存されていました。
しかし、クラウドを利用すると、
写真は自動的にクラウドにも保存されます。
そのため、
スマートフォンが故障したり、機種変更したりしても、新しいスマートフォンで同じ写真を見ることができます。
自宅の金庫と銀行の貸金庫
私はお客様には、こんな例え話をしています。
スマートフォン本体=自宅の金庫
クラウド=銀行の貸金庫
自宅の金庫は便利ですが、火災や盗難があれば中の物を失う可能性があります。
一方、銀行の貸金庫にも保管しておけば、万が一のときでも安心です。
クラウドも同じ考え方です。
クラウドのメリット
クラウドには、次のようなメリットがあります。
スマートフォンが故障してもデータを復元しやすい
パソコンやタブレットなど、複数の機器から同じデータを見られる
家族や友人と写真や資料を簡単に共有できる
バックアップとしても役立つ
特に写真をたくさん撮る方には、とても便利な仕組みです。
注意したいポイント
便利なクラウドですが、注意点もあります。
無料で利用できる容量には上限があります。
写真や動画をたくさん保存すると、
「容量がいっぱいです」
という表示が出ることがあります。
その場合は、
不要なデータを整理するか、容量を追加する有料プランを利用することになります。
よく使われるクラウドサービス
代表的なクラウドサービスには、
Google ドライブ
Google フォト
iCloud(Apple)
OneDrive(Microsoft)
などがあります。
スマートフォンやパソコンには、最初から利用できるものも多く、意識せず使っている方も少なくありません。
まとめ
クラウドとは、
インターネット上にあるデータの保管場所です。
「雲の中に保存する」のではなく、
世界中にある大きなデータセンターのサーバーに安全に保管されている、と考えると分かりやすいでしょう。
上手に活用すれば、大切な写真や書類を守る心強い味方になります。
【65歳からのワンポイント】
スマートフォンを買い替えたとき、
「写真が全部そのまま入っていた!」
という経験はありませんか?
それは、多くの場合、クラウドが自動的にバックアップをしてくれていたからです。
普段は意識しない機能ですが、いざというときに大切な思い出を守ってくれる、とても頼もしい存在です。
次回は、多くの方が混同しやすい 「メモリ」と「ストレージ」の違い を、身近な例を交えながら分かりやすく解説します。
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