「だから違うと言ってるでしょっ。(怒)」
最近、少し気になることがあります。

私はここ数年、毎日のように生成AIを使っています。
仕事でも使います。
コラムを書くときも使います。
アイデアを考えるときも使います。
文章の整理や相談相手としても使っています。
正直に言うと、今では私の仕事にとって生成AIは欠かせない存在になっています。
便利です。
とにかく便利です。
以前なら30分かかっていたことが10分で終わることもあります。
「こういう企画どうだろう?」
「この文章は読みやすい?」
「タイトルはどれがいい?」
そんな相談をすると、瞬時にいくつもの案を出してくれます。
ところが最近、ふと思ったことがあります。
「これって、自分で考えているのかな?」
少し前なら、企画を考えるときには頭を悩ませていました。
紙に書いて消して、また書いて。
「うーん……」と考えながら、なかなか答えが出ない時間もありました。
でも今は、AIに聞けば何かしら返ってきます。
しかも結構いい答えが。
すると、人間は楽な方へ行きます。
「まずAIに聞こう」
気がつけば、それが当たり前になっていました。
私は以前、「思考力が落ちるのでは?」という話について、
「使い方次第です」
と説明していました。
今でもそれは間違っていないと思っています。
ただ最近感じるのは、「思考力が落ちる」のではなく、
『考える前に答えを見てしまう癖』
がつくことの方が怖いのかもしれない、ということです。
たとえば学校のテストでも、答えを最初に見てしまうと、自分で考える時間がなくなります。
仕事でも同じです。
AIが出した答えをそのまま使うだけなら、自分の頭を使う機会は少なくなります。
でも逆に、
「私はこう思うけどどう思う?」
「別の視点はある?」
「もっと改善できる?」
こう使うと、AIは思考を広げてくれる存在になります。
つまり――
AIは人間の思考を奪う存在にもなるし、思考を広げる存在にもなる。
結局、問題はAIではなく、使う側なのかもしれません。
私自身、最近は少し意識していることがあります。
AIへ質問する前に、
「まず自分ならどう考えるか」
を数分でも考えることです。
すると不思議なことに、AIの答えも以前より深く感じます。
ここで今日の英語ワンフレーズです。
Today's English Phrase "Think before you ask."
(聞く前に、まず考えよう)
AIの時代だからこそ、この言葉は意外と大切かもしれません。
便利だからこそ、全部任せない。
AIに考えてもらうのではなく、一緒に考える。
もしかすると、これがAI時代の一番大切な付き合い方なのかもしれません。
次回は、
「AIに頼っていいこと・自分で考えるべきこと」
について、現場目線で考えてみたいと思います。
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