週末コラム | 第1回 再び風を感じた日 ― 30年ぶりのツーリング体験
先日、バイク用品店へ行ってきました。

大型二輪免許取得を決めてからというもの、不思議なことに今まで何気なく見ていた景色が少し変わって見えるようになりました。
以前なら通り過ぎていたバイク用品店も、
「ちょっと見てみようかな」
そんな気持ちになるのです。
店内へ入ると、そこには様々なバイク用品が並んでいました。
ヘルメット。
グローブ。
ジャケット。
ブーツ。
若い頃バイクに乗っていた時代には見かけなかったものもたくさんあり、時代の変化を感じます。
「今はこんな便利なものがあるんだな」
そんなことを思いながら店内を見て回っていました。
そして、ふと中古バイクコーナーへ目を向けた時でした。
そこにあったのです。
憧れの一台。
「CB1300 SUPER BOL D'OR」
思わず足が止まりました。
「おお……。」
たぶん、その瞬間だけは周囲の音が少し消えていたと思います。
大型バイク独特の存在感。
堂々とした車体。
そして、何とも言えない美しさ。
しばらく見入ってしまいました。
そしてプライスカードへ目を移してみると……
2013年式(13年落ち)で879,900円。
思わず、
「えっ……」
と心の中で声が出ました。
もちろん、現行モデル(2025年式)になると200万円を超える価格なので、そう考えると納得しないといけないのかもしれません。
しかし、私の頭の中には昔の感覚がまだ残っています。
若い頃なら、
「中古ならもっと安く買えるんじゃないか」
そんな感覚だったのですが、時代は変わっていました。
そして驚きはまだ終わりませんでした。
今度はヘルメットコーナーへ。
そこには格好いいヘルメットがずらり。
「これいいな。」
「これもいいな。」
そう思いながら値札を見て……
また止まりました。
「高っ!」
本当にびっくりです。
現役時代の二十歳代の頃は、2〜3万円出せば結構良いヘルメットが買えた記憶があります。
ところが今は……
7万円〜9万円。
単純計算すると約3倍です。
安全性能や機能が進化しているのでしょうし、物価も昔とは違います。
頭では理解できるのですが、心がまだ追いついていません。
しかし、不思議なものです。
昔との違いに驚きながらも、その時間がなぜか楽しいのです。
値段を見て驚いて。
バイクを見て憧れて。
用品を見てワクワクして。
気がつけば、完全に楽しんでいる自分がいました。
35年間遠くにあった大型バイクの世界。
今、その世界が少しずつ現実になり始めています。
そして私は思いました。
大型バイクは、免許を取るだけでは終わらない。
ここからが本当のスタートなのかもしれない、と。
“Dreams become real one step at a time.”
(夢は、一歩ずつ現実になる。)
さて次は、いよいよ教習開始です。
43年ぶりの教習所、果たして私は大型バイクを無事に乗りこなせるのでしょうか。
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