その一言、会話終わらせてます。〜夫婦喧嘩NGワード集〜

さぁ、今週も金曜日になりました。
福岡を語る上で、忘れてはならない偉人伝。
毎週金曜日のお約束。
今日は、朝倉市出身の梅ヶ谷藤太郎(うめがたに とうたろう/1845年~1928年)。
歴代横綱でも最高の成績を残し引退後も相撲界に寄与。
明治時代に第15代横綱にまで上り詰めた大力士のお話です。
目次
相撲って力が強いだけ人が勝てる世界じゃない
押して、前に出て、ねじ伏せる。
それが強さだと、つい思ってしまう。
でも、本当は違う。
そう、梅ヶ谷藤太郎の相撲は、少し違います。
押し切らない。
無理に攻めない。
それでも、最後に残る。
この前提を知るだけで、
この人の見え方は変わってきます。
・・・とはいえ、国技と言われても「相撲」にあまり関心がない私。
好きな人が語るほどの詳しさはありません。
朝倉に生まれた、ひとりの若者
1845年、いまの朝倉市に生まれます。
農家に育ち、特別に恵まれた環境ではありません。
当時、福岡で生まれ地方で生きるということは、
選択肢が多いわけではありません。
江戸末期〜明治初期の地方の若者は、
・農業や稼業を継ぐ
・奉公に出る
・都市へ出て一旗あげる
そうなると選択肢は家に残るか外に出るか。
その中で、梅ヶ谷藤太郎は相撲を選び、福岡から出ます。
「やりたいこと」よりも先にある現実
今は、「やりたいことを見つけよう」と言われる時代。
でも、この頃は違います。
まずあるのは、生活。
どうやって食べていくのか。
どこで生きていくのか。
相撲は、その中のひとつ。
好きだからでも、向いているからでもない。
生きるために職業として選ぶ。
この順番が、今とは少し違ったようです。
正面からぶつからない選択
梅ヶ谷藤太郎は相撲の世界に入りました。
とはいえ、力士として条件が良かったわけではありません。
体が大きいわけでもない。
力で押し切るには、不利。
だから、やり方を変える。
・真正面からぶつからない。
・相手の勢いに乗らない。
・無理に前に出ない。
・踏み込ませて、受ける。
・押させて、いなす。
相手に力を使わせて自分は残る。
そんな強さができた人だったのはないでしょうか。
相手のやりたい相撲をやらせない
この人の強さは、ここにあります。
相手がやりたいことを、そのままやらせない。
押したい相手には、押し切らせない。
攻めたい相手には、攻めさせない。
自分がどうするかよりも、
相手にどうさせないか。
その積み重ねで、勝ちを重ねていく。
積み上げの先にあった横綱
1884年、横綱へ。
それは一度の勝ちではなく、
積み上げてきた結果の評価。
大きく勝つわけではない。
でも、大きく負けない。
気づけば番付に残り続けている。
その積み重ねが、横綱という形に残ったのかもしれません。
なぜ、この人が残ったのか
特別に恵まれていたわけではない。
一気に人生を変えたわけでもない。
ただ、
・自分の条件を受け入れて
・やり方を選び
・それを続けた
とはいえ、それをやり切るのは簡単ではありません。
弱い自分を知り、
受け入れるからこそ、
できることが見えてくる。
この話が今につながるのは
理想を考えることはできる。
やりたいことも、たくさんある。
・・・でも、動けないこともある。
そんなときに思うのは、
最初から大きく変えなくてもいい、ということ。
できるやり方でいい。
続けられる形でいい。
その積み重ねが、未来の自分を育てる。
そして、自分の輪郭が見えてくるだけなのです。
編集後記
私たちは、大きなことを考えすぎて、
動けなくなることがあります。
もっと準備してから。
もっと整ってから。
その考えって本当に必要なのか?
梅ヶ谷藤太郎の生き方を見ていると、そう思わされます。
特別な一歩じゃなくてもいい。
ただ、選んで動くこと。
そして、それを続けること。
それだけで届く場所があるのかもしれません。
おさまりが良いところを選ぶ?
単におさまりが良くなっただけという生き方もある。
人生って、後者の方が多いんじゃないでしょうかねぇ。
また福岡の偉人取り上げます。
次の金曜日をお楽しみに♪



