社員が何も言わなくなる理由は4種類ある

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:この世界、知らんことだらけ

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脳の使い方で変わる「サイレントクレーム」
社員が何も言わなくなる理由を4種類にわけてお話ししようかなと。
今回は思考のインプット×アウトプットに分けたお話の9回目になりますね。

2月から3月頃、退職の話がちらほら伺う時期ではないですか?
その状況ってどんな感じかを少し紐解きます。

人は怒って辞めるわけじゃない

退職の相談でよく聞く言葉。

「突然だったんです。」

とはいえ、話を伺っていくと、だいたいこう続くものです。

・会議で発言が減っていた
・相談が減っていた
・雑談もしなくなっていた

つまり、かなり前から静かだったことがわかる。

人は怒って辞めるわけじゃない。
むしろ逆。

言っても変わらないと感じると黙る。

これがサイレントクレーム。

ただし、この沈黙。
よく見ると出方が4種類ある。

4タイプ別の傾向

サイレントクレームの出方には傾向があるモノだなぁと分類わけしています。
ちょっと、気が付くとわかってくるのでヒントになれば。

① 分析完遂型(左インプット × 左アウトプット)

このタイプは合理的。
感情では動きません。

だから不満があっても最初はちゃんと説明します。

ところが、

改善されない。
理解されない。


するとどうなるか。

怒らない。
騒がない。

ただ、

距離を置く。
会話は最低限。
提案もしない。

心の中ではこう思っていますよ。
「言っても無駄だな。」

② 実験突破型(左インプット × 右アウトプット)

このタイプは動く。
とにかく動く。

・・・ただし、エネルギーの源は興味。

だから

「つまらない」

と思った瞬間、別のことを始める。

会議中別のことを始める。
新しいアイデアを出す。
違う企画を動かす。

周囲は思う。

「落ち着きがない。」
「話の腰を折るな」

…単に、その内容に興味が消えただけ。

③ 調和設計型(右インプット × 左アウトプット)

このタイプはムードメーカー。
空気も読む。
人にも気を遣う。

だから我慢する。
かなり我慢する。
かなりかなり我慢する。

そしてある日、パタッと関わらなくなる。

相談もしない。
雑談もしない。
距離だけできる。

周りは驚く。

「え、どうしたの?」

よく、優しい人と言われる典型的な傾向。
かなり前から限界だったことが爆発した瞬間、関係断絶に走る。
関係修復には、これまで我慢した蓄積が大きければ大きいほど不可能。

④ 理念優先型(右インプット × 右アウトプット)

このタイプは意味で動く。

「何のため?」

ここが腹落ちしないとエネルギーが出ない。

だから組織の方向がズレると静かに離れる。

怒らない。
騒がない。

ただ、心が抜ける。
会議にいてももう別の世界を見ている。

静かな職場ほど危ない理由

ここが一番のポイント。
静かな職場になったときの4タイプすべてに共通すること。

それは大きなトラブルを起こさない。

怒らない。
揉めない。
文句も言わない。

だから周囲は言う。

「最近、問題ないですね。」

…単に、問題が見えなくなっただけ。

人が本当に諦めたときほどyesの言葉しか出てこない。
そして、職場は活気が損なわれて静寂になる。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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