エレベーターの「閉」ボタンを連打する人ほど人間関係をこじらせる

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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エレベーターの乗り方で性格がバレる

エレベーターに乗った瞬間、
迷いなく「閉」ボタンを連打する人がいる。

一回でいい。
いや、押さなくてもいい。

そう思いながら見ていると、その人はだいたい5回くらい連打。
それも習慣なのか、見かけるたびに連打。

急いでいるのかというと、
別に1分を争うほどでもなさそう。

連打しても、エレベーターは早くならない

当たり前の話だが、
「閉」ボタンを連打しても
エレベーターの速度は変わらない。

それでも押す。

これは
「早くしたい」のではなく、「待てない」だけ。

この「待てなさ」は、
日常のあちこちに顔を出す。

待てない人は、人も待てない

こういった動作をする人は、色々なことが待てない。

部下の成長を待てない。
配偶者の考えを待てない。
相手の言葉の続きを待てない。

だからつい、

・結論を急かす
・自分の正解を先に出す
・相手の話を途中で切る

本人は「効率的」なつもり。
だけど、周囲から見ると単なる煽り魔で自己中な人間。

「早くしろ」と言う人ほど、責任を取らない

不思議なことに、
「早く決めろ」「今すぐやれ」と言う人ほど、
その結果に最後まで付き合わない。

決めたのは君だろう。
選んだのは君だろう。

そういう顔で、きれいに一歩引く。

エレベーターの「閉」ボタンと同じで、
押した感だけはあるが、
動かした責任は取らない。

待つ=負け、ではない

世の中には、
「待つのは悪」
「迷うのは弱さ」
という謎の暗黙のルールというのか空気がある。

だが本当にそうだろうか。

相手を待つ。
状況を見る。
自分の気持ちを確認する。


これは逃げではない。
人間関係に大切な調整力。

そう、人間関係がこじれにくい人ほど、
実はこの「間」をちゃんと取っている。

エレベーターは、黙っていても閉まる

エレベーターは、
何もしなくても、ちゃんと閉まる。

人生も、人間関係も、それに近い。

急かさなくても進むものを、
急かした瞬間に壊してしまうことがある。

「閉」ボタンを連打したくなったら、
一度だけ考えてみてほしい。

今、自分は
本当に急いでいるのか。
それとも、待てないだけなのか。

この違いが分かるようになると、
人間関係の事故は、かなり減る。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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