40代女性にありがち:キャリアの方向性に悩んでいませんか?
目次
そろそろ始まる「環境ガチャ」問題
人生を変えたい。
今の自分は本気じゃない。
本当は、もっと違う場所で輝けるはず。
……はい、毎年伺っていますよ。
今時期から始まりますよ~。
人が変わっても期間限定の1月あるある。
産業カウンセリングで増えてくる上位相談。
その次の話が下記。
・転職しようかな
・引っ越そうかな
・人間関係、リセットしたい
・環境が悪いんだよね
そう、お決まりの“出た。”トーク。
環境ガチャ理論。
なぜ人は「環境」に夢を託すのか
環境を変えると、
なぜか自分も変わった気になる。
新しい職場。
新しい街。
新しい人間関係。
まだ何もしていないのに、
「もう半分くらい人生変わった感」が溢れる。
否定も肯定もしません。
実際のところ、荷物を移動しただけ。
論点を整理しつつ、本人への気付きを促します。
環境を変えると、努力した気になれる
環境変更って、
めちゃくちゃコスパがいい。
・履歴書を書いた
・内見に行った
・決断した「気」になった
これだけで、
「私は本気です」感が完成する。
とはいえ、客観的に判断すると、
行動の中身は変わっていない。
場所だけ変えて、 自分だけ持ち運び。
どこに行っても、似通った人と仲良くなる
不思議なのは、
職場を変えても、
コミュニティを変えても、
なぜか
「前にもいたよね?」
みたいな人が現れる。
価値観も、役割も、立ち位置も、
だいたい前と同じ。
これは、偶然じゃない。
「類は友を呼ぶ」という類友の法則により必然。
環境は「自分の写し鏡」
人は、自分が安心できる場所を無意識に選び続ける。
考え方が変わっていない限り、
行動も、選択も、反応も同じ。
だから結果も、だいたい再放送。
人生が変わらないんじゃない。
自分が同じチャンネルを押している。
それでも環境を変えたくなる理由
それでも環境を変えたくなるのは楽だから。
自分を変えるのはしんどい。
環境を変えるのはイベント感がある。
引っ越しは「挑戦」
転職は「成長」
人間関係リセットは「前向き」
……というスーパーポジティブな自分物語が作りやすい。
人生が再放送になる人の共通点
・同じことで悩む
・同じ愚痴を言う
・同じところで止まる
それなのに、
「次こそは違う」と思っている。
冷静に見ると、わりとコメディ。
それも、人のことは良くわかるのに、自分のことはわからないものでして…。
その理由も、いたってシンプル。
「自分はできている。あの人とは違う」って思っているから。
じゃあ、どうすればいいのか
環境を変えるな、とは私は言いません。
ただ一つだけ。
考え方と行動を持ったまま環境を変えても、
再放送は高画質になるだけ。
4Kで同じ人生。
最後に
人生を変えたい人ほど、環境を変えたがる。
そこでの落とし穴。
今と同じ毎日を過ごす自分に違う結果を期待するのは無理がある。
今年も人生が再放送だったなら、
番組を選んでいるリモコン操作を疑うのは、そろそろアリかもしれない。




