身近に潜む心のエネルギー泥棒
気が付くと人生は、再放送されている
1月5日ごろになると、
今年も同じことを言っている自分に気が付く。
やる気が半減。
お正月よ、カムバーック。
……はい、知ってる。
これ、去年も一昨年も言っている。
だいたい毎年、ここでつまずく。
「今年こそ」は、毎年言っている
年が明けると、なぜか
「今年こそは違う自分」を期待する。
とはいえ、1月5日の新しいはずの自分は
驚くほど例年通りです。
新機能は追加されていない。
バグ修正も入っていない。
通常運転で、しれっと起動している。
そして、人生のエッセンスも同じ。
将来へのありもしない不安とか、
誰かが引き上げてくれるかもしれないという
根拠のない期待感。
毎年同じ一年を生きている
冷静に考えれば、
毎年同じ一年を生きているのだから、
同じところで引っかかるのは当然だ。
毎年同じ一年を過ごし、
毎年同じ課題に気づき、
また同じ気持ちになる。
だいたい同じ場所をぐるぐる回っているだけ。
それを、心理の世界では
「メンタルブロック」と呼ぶ。
面白くなくても、脳の仕様です
正直、それってあまり面白くはない。
でも脳は、
「面白い」や「やりがい」よりも、
考えなくて済む「繰り返す」ことを選ぶ仕様になっている。
同じ行動、同じ選択、同じ悩み。
省エネで、再放送が一番楽なのだ。
自覚があるだけ、まだ救い
だから今年も、
毎年同じことを言って、
毎年同じ一年を生きて、
それでも「またか」と気づいているなら。
少なくとも、何も考えていないわけじゃない。
考えすぎて「もうやめた」って気持ちに流されてはいるかもしれないけど。
人生の再放送は、
チャンネルを変えようと思って行動した瞬間にだけ、
終わる可能性が生まれる。
最後に
1月5日。
職場に行けば、だいたい同じ顔ぶれ。
新しいことを始めても、
なぜか似た考えの人と仲良くなる。
そんな同じ一年を生きているのだから、
同じところで引っかかるのは自然現象。
むしろ、
同じ生活を続けながら
違う結果を期待している方が不思議なんですよ。
誰しも同じで私も同じ
……と、言っている私自身も、
息をするように
人の悩みをジャンル分けし、
真の理由と軸を探してしまう。
新しいことをしても、
考え方と行動が変わらなければ、
人生は今日も元気に再放送。
自ずとその環境を作っているのは、
他でもない自分。
──自覚Now。




