福岡の偉人:福岡市 論理で抗う大西巨人

さぁ、今週も金曜日になりました。
福岡を語る上で、忘れてはならない偉人伝。
毎週金曜日のお約束。
今日は、北九州市出身の内海賢二(うつみ けんじ 1937年 ~2013年)
アニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻千兵衛。
『北斗の拳』のラオウ役などで知られる声優のお話です。
目次
声で生き方を語った 声優・内海賢二
年がら年中、何かの機会で心の奥底に秘めた気持ちが沸き上がる瞬間が誰しも訪れる。
自分の個性は、仕事で活かせているのかな
大人になるほど、無難に合わせてしまう…
そんな時に思い出したい人がいます。
福岡県・北九州市出身
声優・内海賢二(うつみ けんじ)です。
アニメオタクだった私は神という人の一人。
『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻千兵衛
『北斗の拳』のラオウ
数えきれない名キャラクターに命を吹き込み、
“日本の声優史を代表する存在”となった人物です。
1. 北九州の町で育った、負けず嫌いの少年
1937年、北九州市に誕生。
5人兄弟の末っ子の内海賢二。
3歳で両親を亡くし兄弟と離れて育った生い立ち。
幼い頃から、明るく、エネルギッシュで負けず嫌い
という性格だったと言われています。
戦後の混乱の中でも
「どうせやるなら全力で」
そういう気質が自然と身についていきました。
やがて内海賢二は
「声の仕事」に興味を持ちます。
それは当時、まだ認知の低い世界。
安定からは程遠い道でした。
それでも内海賢二は“自分の声で、生きていく”ことを選びます。
2. 「器用さ」より「個性」で勝負
声優の世界では、
どんな声にも合わせる
周囲になじませる
目立ちすぎない
そんな“器用さ”が求められることもあります。
ですが内海賢二は、逆でした。
・重厚で存在感のある声
・一度聞いたら忘れられない響き
・役を“飲み込んでしまう”迫力
どこにいても
「内海賢二」という人格が立ち上がる声。
それは、周囲に合わせるより
“自分の個性を磨き続ける道”
楽ではありません。
評価には賛否が分かれます。
とはいえ、声は、人生そのもの。
自分の生き方が役に命を吹き込む声優だと私は思います。
3. 代表作は“役”ではなく「生き様」
ある人にとっては
豪快な千兵衛博士の声で親しみが高まる。
お茶目なせんべえさんのキャラ。
またある人にとっては
威厳を背負ったラオウの声
「わが生涯に一片の悔いなし」
しびれましたねぇ~~~。
その根っこにあるのは共通しています。
自分を削らない
役に飲み込まれない
それでいて妥協しない
「内海賢二という人間が、声に宿る」
だからこそ
コメディ役でも
悪役でも
重厚な役柄でも
なぜか“温度のある人間”として記憶に残る。
それは
技術以上に「人生観」を演じていたからなのかもしれません。
4. 年齢を重ねても止まらない挑戦
年齢を重ねれば
無理をしない、新しい挑戦を避ける“守り”に入る
そんな選択もできます。
ですが内海賢二は違いました。
・新しい役に挑戦し続け
・若手の成長を支え
・最後まで現役で走り抜ける
そこには
「まだ、表現したいことがある」
という想いがありました。
人生は“完成”ではなく ずっと更新されていくもの。を体現化していく姿勢。
その背中は多くの後輩声優の指針となったのではないでしょうか。
私は声優ではありません。
ですが、プロ意識の高さ、声優の役柄を通じて伝わる生き方。
声と役柄含めて、学ぶことばかりでした。
5. 内海賢二が教えてくれる
—— 心が軽くなる3つのメッセージ
① 無難に合わせなくていい
個性は削るものではなく、研ぎ続けるもの。
② 年齢はブレーキじゃない
挑戦は“若さ”ではなく
「心の熱量」から生まれる
③ 自分の声(人生観)で生きていい
他人に最適化された生き方より
“自分の声で選ぶ人生”の方が後悔が少ない
編集後記
—— 「自分の声で生きる」という決断
私たちはつい、
周りに合わせる声
嫌われない声
波風を立てない声
“ウケの良さや馴染みやすさ”を選んでしまいがち。
でも、本当は気づいている。
無難すぎる生き方は、心を削っていく——と。
内海賢二の人生を通じて感じることはたくさんある。
その声は、あなたの人生そのもの。
無理に小さくしなくていい。
自分の環境を作ることが先決。
時間がかかることもあるけれど、
行動していくと機会がつかめるかもしれない。
もし今、
個性を抑えて生きている人
無難に合わせるのに疲れている人
がいるなら——
北九州から声の世界へ飛び込んだ
ひとりの俳優の生き方も良いものです。
風当たりを強く感じるコトがあっても
あなたの声で生きていい。
あなたの人生の音色はあなたが決めているのだから。



