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目次
産業カウンセリングから伝わる“静かなメンタル崩壊パターン”
仕事ができる人ほど“心が疲れる理由”
最近なんか疲れる
…でも理由がわからない。
これまで5,000人以上の産業カウンセリングを受けてくると
最もよく聞く“現代の心の違和感”トップ1です。
しかも厄介なのは、
“本当に頑張っている人ほど、この状態に気づかない” という点。
・職場では頼られる
・家でも気を遣う
・後輩フォローも自然とやってしまう
・気づけば自分の時間はスカスカ
そんな「できる人」ほど、
心の疲れに気づくのが 一番いちばん遅い のです。
もしあなたも、
なんとなくしんどい
休んでも回復しない
仕事中なのに心がフリーズする
こんな感覚があれば、
今日の記事はきっと役に立つはずです。
心が疲れる人は「“脳の構造”が繊細」
5,000人以上の相談で気づいたこと。
それは 心が疲れる人ほど“情報処理力を使いすぎる” ということ。
・小さな表情の変化に気づく
・周りの空気を読む
・相手のしんどさがわかる
・リスクを予測できる
これ全部、実は「能力」です。
ただし、能力が高いほど、必要以上の情報を探しがち。
そして見つけたら、「何とかしないといけない」と思ってしまう。
…とはいえ、相手が求めているのはそこじゃないということの方が多い。
そんな誤作動を起こしやすくなると、
脳が休みにくい状態を生み出す弱点となります。
なので、疲れやすいのは性格のせいではありません。
むしろ優秀な人が陥りやすい“脳のハイパー稼働”なんです。
仕事中の「急にやる気が消える」のは“保護反応”
部下の相談に乗ったあと、急に動けなくなる。
会議が続いた日の午後、やる気がゼロになる。
チェック作業が進まなくなる。
これもよくある相談。
これは、「自分が何かしなければならない」というスイッチが入る状態。
そうなると許容範囲がおーばした段階で脳がブレーカーを落とす。
…あなたの脳のオーバーヒートを予防するためのサインです。
脳は耐久性より“安全性”を優先します。
限界ギリギリまで働かせると、
強制的に「停止モード」に突入するのです。
「疲れやすい人」ではなく「責任感が強すぎる人」問題
産業カウンセリングをしていると、
実は9割の人が「疲れやすい」のではなく、
“背負いすぎている” だけ。
・職場の空気を整える
・ゴタゴタを収める
・誰かの穴埋めをする
・頼まれたら断れない
これ全部、一見ふつうのことに見えて
“心のエネルギー”をめちゃくちゃ使う行動です。
私も振り返ると“これか!”ということがあります。
何故、私がそこまで対応しなければならないのか。
じゃあ、自分でやったらいいじゃん。
ですが、それは自分が相手との関係をそのように育ててしまっていたからこその話。
今になると気が付くことも多い。
ですが、年を重ねれば、年を重ねるほどに当たり前になりがちで。
良かれと思ってやったたことが、数年後に裏目に出ることだってある。
( ̄▽ ̄;)ハハッ
心が壊れる前に必要なのは「スキル」ではなく“休む許可”
メンタルが崩れる人ほど、
休むことを「悪いこと」だと感じてしまう傾向があります。
ですが、これは大きな誤解と誤算です。
プロの視点から言うと、
休むのは“対策”ではなく 必要なメンテナンス です。
スマホだって充電しなきゃ使えません。
なのに人間だけはなぜか
「100%で働き続けられる」と思い込んでしまう。
だから私は企業研修や巡回カウンセリングで、
まず最初に 「自分自身が自分に休む許可を出す」 ことを伝えています。
専門家としてのまとめ
メンタルが崩れる人 ≠ 頑張りすぎてしまう人
そう、イコールではなく、ノットイコールです。
これは間違いなく言えること。
疲れの理由がわからない人ほど、
実は「見えない負荷」を抱えています。
あなたがしんどいのは弱いからではありません。
あなたが丁寧に、責任を持って働いている証拠です。
メンタルヘルス不調予防措置は大事
産業カウンセラーとしての仕事柄、
メンタル不調の早期発見、離職予防、管理職負荷の軽減を目的に
下記のサービスを提供しています。
・社員研修(メンタルケア・コミュニケーション・ハラスメント防止)
・巡回カウンセリング(月1〜4回)
・個別面談・管理職サポート
・職場改善コンサルティング
・顧問契約(年間サポート)
5,000人以上の産業カウンセリングと
5万人以上の人材育成経験をもとに、
現場の負荷を“一気に軽くする仕組み”の大切をお話しています。
うちの職場も気がかりなので対応してほしい
家族のメンタルが気になる
そんなご相談はお気軽にどうぞ。
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