反省は成長のカギ、悲観は鎖
これまで、産業カウンセリングを受ける方の話を思い出しながら書いてきました。
・納得できない気持ちをメモしてみる
・相談って、もっとふつうでいい
・性格じゃなくて、体質だったかもしれない
・働き方を変えた人たちの“ちょっと”の積み重ね
・この場所で話す理由——安心して話せる空間のこと
働き方や自分との向き合い方を「ちょっと試してみる」視点で綴りました。
とはいえ、ここまで読んでくださったあなたに、最後に伝えたいことがあります。
成長することが変化
変わるって、何かということ。
そもそも、変わる必要があるのか?
単に、認知の縛りを解くだけで、人が変わったかのように見えるだけ。
心の呪縛があなたの生き方を狭めているだけなんです。
「こうしなきゃ」じゃなくて、「こうしてもいいかも」
「頑張らなきゃ」じゃなくて、「ちょっと休んでもいいかも」
「ちゃんとしなきゃ」じゃなくて、「今のままでも、話してみてもいいかも」
そんな“かも”が、あなたの中に芽生えたなら、
それはもう、変化のはじまりなんです。
「~かも」って言葉が思考の幅を広げることにもなる
産業カウンセリング中は、「~かも」って言葉を大事にします。
それは、思考の幅を広げることにもなることも多くて。
そんな“~かも”を大切にする場所では、
予約制の対話空間で、誰にもジャッジされず、あなたのペースで話せます。
「何を話せばいいかわからない」から始めても、ちゃんと対話になります。
…ちなみに私は、
「“かも”って便利だな」と思って、最近よく使っています。
「この服、似合うかも」
「この道、歩いてみるのもいいかも」
「この人に、話してみてもいいかも」
その“かも”が、あなたの働き方や生き方に、
あなたの心にやさしい風を吹かせますように。




