新年のポジティブな変化を促進する習慣
優先順位のズレに気が付くと修正したくなるのが心理
自分の優先順位に気づいたとき、少しずつ選び方を見直したくなる。
でもその瞬間、心の中にふっと現れるのは——
これを言ったら、誰かを困らせるかも
空気を乱すかも
わたしだけ、楽をしてると思われるかも
動こうと思うほど、ためらってしまう。
そのためらいには、ちゃんと理由がある。
今回は、「気づいたけれど、動けないわけじゃない。でも動くのがこわい」と感じるときに、どう向き合えばいいのかを書いていきます。
ためらいは、関係を大切にしている証
そんなふうに思ってしまうのは、
断ったら嫌われるかも
休んだら迷惑かけるかも
自分だけ楽をしてると思われるかも
周囲との関係を大切にしている証です。
だからこそ、選び直すことが「わがまま」や「反抗」に見えてしまう。
でもそれは、誰かを思いやる気持ちがあるからこそ、ためらっているだけ。
関係を壊さずに、自分の気持ちを守る方法は、すぐには見つからなくても、探してみる価値はあると思うんです。
それが両立できるかどうかは、誰しもすぐにはわかるものでもありません。
ですが、どちらかを諦めなくてもいいかもしれません。
ためらいを越えるために、できること
選び方を見直したいと思ったとき、いきなり行動する必要はありません。
まずは、「伝え方」を整えることから始めてみる。
たとえば
- 最近ちょっと疲れてて、少しペースを落としたいと思ってる
- この予定、いったん見直してもいいかな
- 今は難しいけど、また余裕ができたら協力したい
- 自分の時間も少しだけ大事にしたくて
こうした言葉は、相手を責めず、自分の気持ちを静かに伝えることができます。
摩擦を避けるには、“選び直す理由”を共有することが、何よりの緩衝材になります。
ためらい続けると、見えなくなるもの
ためらいが続くと、やがて「自分の気持ちを言えない関係」ができあがってしまいます。
- 断れない人になる
- 頼まれやすい人になる
- 疲れていても笑ってしまう人になる
それは、関係を守っているようで、自分をすり減らしている状態。
ためらい続けることのほうが、長い目で見れば、関係にも自分にも負担になることがあります。
まとめ
動こうと思うほど、ためらってしまう。
その気持ちは、誰かを大切に思っている証。
ですが、自分の気持ちを後回しにし続けると、関係も自分も、少しずつ疲れてしまう。
- ためらいを越えるには、伝え方を整えること。
- 選び直す理由を、静かに共有すること。
- 優先順位は、気づいた時から、少しずつ見直していくこと
その見直しが、関係の質を変えていくことにつながるものですよ。




