ず~っと考えてるのに、まだやってない

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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先延ばしの中に隠れる見えない努力と優しさ

「まだやってないんですけど、ずっと気になってて…」
そんな言葉を、セッションでよく耳にします。
そして、負のスイッチが入っている状態はもれなくついてきます。

何もしていないように見えて、実はずっと考えている。
それって、もうすでに苦労を率先して行っているんですよ。

先延ばしは、心の中で何度も向き合っている証拠

やっていないことほど、頭の中で何度もリハーサル。

「どう切り出そう」
「どんな反応が返ってくるだろう」

その繰り返しは、見えないけれど確かな努力。

優しさが、行動を止めることもある

誰かに迷惑をかけたくない。
何度も聞いて申し訳ない。

そう思うからこそ、動けなくなる。
それは、相手を思う気持ちの裏返し。

…とはいえ、それを怠けていると言う人もいますよ。
ですが、そんなに完璧を求めてないからと思う方もいますよ。

人って、自分に都合が良く物事を捉えがちな生き物だから、何が正解かわからないもの。
何を言われるかわからないからと行動を止める必要はありません。

あなたはあなた。
相手は相手。

どんなに自分の気持ちを伝えたとしても、
相手に受け取る心や気持ちがなければ受け取れません。

「まだやってない」ことに、ちゃんと意味がある

動けない時間にも、心は働いている。
そのことに、自分自身が気づいてあげるだけで、
少しだけ、行動のハードルが下がることもあるのです。

まとめ

先延ばししている人ほど、実は苦労性。
責任感があるからこそ、軽く扱えない。
優しさがあるからこそ、迷惑をかけたくない。

その見えない努力に、まずは自分が気づいてあげること。
先延ばしのことばかり気にかけるようでしたら日々命がけ。

先延ばしにせずに行動して終わらせておくだけで、考えるループは止まりますよ。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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