語りのノートは、整ってなくていい

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

福岡市早良区産業カウンセリング

(仮称)田口誠さんの声から

営業職を退職して、今はセカンドキャリアを模索中の52歳の男性。
「語るって、難しいですね」
田口誠さんは、そう言って笑いました。

ずっと“結果”を出すことばかり考えてきたから、
途中のことを語るのが苦手なんです

そんな誠さんが最近始めたのが、“語りのノート”。
誰かに見せるためじゃなくて、自分のために綴るノートです。

紙でもスマホでも、裏紙でも、冷蔵庫のメモでもいい。
大事なのは、“整える”んじゃなくて、“ほどく”こと。

たとえば、誠さんのノートにはこんな言葉がありました

今さら何か始めても、誰も必要としてくれないかも
“好き”って言葉を使うのが、まだちょっと照れくさい
今日も何も進まなかった。でも、ちょっとだけ考えた。それでいい気がする
ネクタイを締めない日々に、まだ慣れない。でも、ちょっと自由だ

ちょっと笑えて、ちょっと沁みる。

語りのノートは、そんな“つぶやき未満”の言葉を、そっと受け止めてくれます。

語ることは、整えることじゃない

誠さんは言います。

営業トークはの評価は売れてなんぼ。
色んな面で整ってないとダメだった。

でも、心の奥底にある言葉のノートは違う。
ぐちゃぐちゃでも、誰にも怒られない

  • 書いたあと、読み返さなくてもいい
  • 途中でやめてもいい
  • 誤字だらけでも、気にしなくていい

それでも、書いた瞬間に、自分の中の“何か”が動き出す。
それが、語りの力です。

このノートを置ける場所のこと

福岡市早良区小田部の静かな住宅街に、
そんな“言葉にできない心の奥底にあるノート”を置ける形のない棚があります。
名前は「プチッチ起業家オフィス」。

ここでは、副業や創作を始めたい人が、
自分の言葉を育てるための時間を持つことができます。

法人登記も動画編集もできるけれど、
それ以上に大切なのは——

言語化できなくてもいい。
でも、話したり、語ってもいい。

そんな空気が、ちゃんとあること。

誠さんも、ここで心の奥底にある言葉にできない心のノートを置いています。
「誰かに見せるためじゃなくて、自分の声を聞くためにね」

もし、今日の言葉が少しでも動いたなら、
心の棚の奥を置ける場所に、あなたの言語化できない心のノートを置いてみませんか。
プチッチ起業家オフィスの棚はこちら

今日の問い

「あなたが、今日そっと綴ってみたい“声”は何ですか?」

語らなくてもいい。
でも、語ってもいい。

あなたのノートは、あなただけの声を待っています。
そして、ネクタイを締めない日がちょっと不安なら、
ノートを開いてペンを走らせてみてください。

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鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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