産業カウンセリングで「相談する」って、どんな感じ?
私は産業カウンセラーとして、人の気持ちに寄り添う仕事をしています。
ですが、ただ話を聞くだけでは、その人の気持ちが届かないことだってあります。
言葉にならない不安や、慣れない日々のしんどさ。
それは、静かに、でも確かに、誰かの心を揺らしている。
だから私は、場をつくることにしました。
クラウドファンディングで想いを届け、
DIYで「できることで理想に近づける」ことを体現化。
そして、「ここにいてもいいんだよ」と伝えられる場所を、
一つひとつ、手を動かしながら育てています。
それは、誰かのためでもあり、
自分自身が「人の気持ちをわかりたい」と願うための実践でもあります。
予定外に笑って、失敗に肩の力を抜いて、
その全部が、私の“理解する力”を育ててくれる。
場づくりは、産業カウンセリングの延長線上にある、もうひとつの対話のかたちです。
新しい職場、新しい人間関係、新しいルール。
慣れないことに囲まれて、心が疲れてしまう人がいます。
それは、特別なことではなく、誰にでも起こりうる自然な反応。
産業カウンセリングの現場でも、そんな声にたくさん出会ってきました。
慣れないことばかりで、毎日がしんどい…。
自分だけが取り残されている気がする…。
そんな言葉の奥には、ちゃんと頑張っている人の姿があります。
また、喜び溢れる“より幸せな未来”を描きたい希望があるもの。
予定外こそ、場づくりのリアル
8月21日、プチッチ起業家オフィスのプレオープンを迎えました。
やっとプレオープンだ!
とはいえ、誰も来ないかもしれない…。
声掛け遅かったし、ホームページもできてない。
ポスティングはできてないから…。
そんな悲喜こもごもの気持ちで迎えた朝。
でも、最初に訪れてくださった方がお越しになって。
予定外のDIYが始まって。
笑いながら目地材を買いに走って──。
気づけば、楽しいことの方が多い。
予定通りにいかない。
思ったように動けない。
それでも、誰かと笑えたら、次の日も続けられる。
「こうあるべき」から少し離れて、
「こうなっちゃったけど、まあいいか」と言える瞬間。
そのホッコリ感が、ココロに風を通してくれています。
動いたからこそ、見えてくるもの
慣れないことに向き合う日々は、
自分の“ココロの在り方”が問われる時間でもあります。
- 誰かが声をかけてくれることのありがたさ
- 手を動かすことで生まれる安心感
- 予定外の出来事に笑える余裕
それらはすべて、動いたからこそ見えてくるもの。
そして、少しずつ「これでもいいんだ」と思えるようになる。
経験しているからこそ言えることです。
妄想しても答えは掴めません。
動くからこそ、自分なりの答えが出せるのです。
プチッチ起業家オフィスからのお知らせ
グランドオープン:8月31日(土)
場所:福岡県福岡市早良区小田部4丁目4-21-204
ご予約はこちらお問い合わせ・ご予約相談
慣れない毎日を過ごしている方へ。
ここは、ちょっと立ち止まってもいい場所です。
話してみたい、聞いてみたい、そんな気持ちが芽生えたら、ぜひご連絡ください。
最後に
慣れないことは、誰にとってもしんどい。
ですが、それを「しんどいね」と言える場があるだけで、
人は少しずつ、前に進めるのかもしれません。
プチッチ起業家オフィスは、そんな場でありたいと思っています。
「こうあるべき」から少し離れて、
「こうあってもいいよね」と言える空間を、
一緒に育てていけたら嬉しいです。




