気配の湿度って、実は“脳内の天気”かもしれない

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

夏の室内涼し気
残暑厳しき折、今日は「プチッチ起業家オフィス」プレオープン日。
場所は福岡市早良区小田部4丁目4-21-204です。

…とはいっても絶賛DIY中。
本日は一日いるのでお越しくださいませ。

さて、今日のお話は、想像が暑さを、更に熱く感じさせる。
そんなことを書いていきます。

「想像温度」って、脳が勝手に空間を暑くする現象

人は、実際の温度とは別に「想像温度」を感じているって知ってました?

たとえば…

  • 湿度が高いと、同じ28℃でも「暑い」と感じる
  • 無音の部屋より、雑音がある部屋のほうが「暑く感じる」
  • 緊張していると、体感温度が+2~3℃上がることも


つまり、空間の“気配”が脳に影響して、温度や湿度の感覚が変わるんです。

これ、心理学的には「主観的快適性」と呼ばれる分野で研究されてます。

「湿度が高い気配」って、実は“情報が多すぎる空間”

気配の湿度が高い空間って、情報量が多いんです。
たとえば…

  • モノが多い部屋 → 視覚情報が多くて脳が疲れる
  • 音が反響する部屋 → 聴覚情報が処理しきれない
  • 誰かの感情が残ってる空間 → 無意識に“読み取ろう”としてしまう


これ、脳が“湿ってる”状態。情報の蒸気が空間に漂ってる感じです。

「気配の除湿」って、実は“脳のクールダウン”


じゃあ、どうやって気配の湿度を下げるか?
ここで「へ~」ポイントをいくつかあげてみますね。

観葉植物は“空気のフィルター”になる

実際に空気中の揮発性有機化合物(VOC)を吸収する研究もあります
気配の“残り香”を薄めてくれる

布や木材は“音の湿度”を吸収する

音の反響を減らすことで、空間の“静けさ”が戻る
脳の情報処理がラクになる

香りは“気配の上書き”になる

嗅覚は記憶と直結している。
だからこそ、新しい香りが空間の記憶を塗り替える

まとめ:あなたの空間、今どんな“天気”ですか?

気配の湿度が高いと、空間は“曇り”になる。
情報が多すぎて、心が見えにくくなる。

逆に、湿度が低いと“晴れ”になる。余白があって、呼吸が深くなる。

空間の天気予報、あなたはどう読みますか?
今日の気配、乾いてますか?
それとも、ちょっと蒸してますか?

引用資料
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shase/46/288/46_13/_article/-char/ja
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282679757772928
https://www.reaj.jp/pdf/event/2021/0531-1-1.pdf

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鎌田千穂(産業カウンセラー)

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組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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