仕事中に避ける10のこと:効率アップの秘訣(面白編)
福岡市内で見かけるようになったシェア自転車や電動キックボード。
移動手段がどんどん変わってきているのを実感している人も多いはず。
かつては「車を持つ」ことが移動の基本。
私自身もそうでした。
ですが、ステイホームが色々と見直すきっかけに。
そこで、" 本当に必要なのか、必要だと思い込んでいるのか " に意識を向け始めます。
フッと日常生活を見直して不要なものを手放してみることに。
平日は公共交通機関を利用することが中心で自家用車は使わない。
遠方はオンランで事足りるように切り替えたこともあり、実際に自家用車を手放してレンタカーを利用しても、時間の縛りはあれど、不便さはさほどないと認識。
そんなことに気が付いた方々が増えたのか、最近ではシェアリングサービスや電動モビリティが広がり、移動の選択肢が一気に増えています。
その背景にあるのが、スマートフォンの普及。
スマホが登場したことで、移動手段の検索や予約、支払いまでがすべてアプリ上で完結するようになり、乗り物を所有するという考え方そのものが変わりつつある。
これがまさに、CASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric)やMaaS(Mobility as a Service)が推し進める新しいモビリティ革命です。
今日は、スマートフォンがCASEやMaaSの進化をどう後押ししてきたのか、実際に福岡市で進んでいるモビリティの変化を例に挙げて、リアルな都市の変革について書いていこうかなと。
1. CASEとは?モビリティがどう進化しているのか
CASEとは、Connected(つながる)、Autonomous(自動運転)、Shared(共有)、Electric(電動化)の頭文字を取った言葉。
これら4つの要素が組み合わさることで自動車業界が急速に進化していることを示しています。
昔の車業界では、「どのメーカーがより優れたエンジンを作れるか?」という競争が中心。
ですが、今では、単に車を作るだけでなく、車がインターネットとつながり、自動運転を実現し、シェアリングされ、電動化していくことが求められる時代。
Connected(つながる)
スマホを活用して、車とユーザーがデータをやり取りし、最適な移動ルートや利用状況をリアルタイムで把握できる。
Autonomous(自動運転)
AIによって車が自動で走行し、交通の安全性や効率を向上させる技術。
Shared(共有)
Uberやカーシェアリングなど、「所有しない移動」が普及し、誰もが必要なときに車を使う時代へ。
Electric(電動化)
環境負荷を減らすため、ガソリン車からEV(電気自動車)への移行が加速中。
このCASEの進化は、スマートフォンの普及によって一層強化。
スマホがあれば、移動の予約、車両管理、配車サービスがすべてアプリで完結し、利用者は車を所有することなく、最適な移動を選べるようになっています。
2. MaaSとは?移動が「サービス化」する時代
MaaS(Mobility as a Service)とは、単なる「移動手段」ではなく、移動をひとつのサービスとして提供するという考え方。
以前からの流れは、電車、バス、タクシーといった移動手段を、それぞれ個別に利用。
現在、スマホのアプリひとつで、それらを統合し、最適な移動ルートを提供するサービスが登場している。
例えば…
乗換検索+配車予約がアプリひとつでできる
定額で好きな移動手段を組み合わせて使える
ライドシェアやシェアサイクルをリアルタイムで選択できる
つまり、移動手段そのものが「所有する」から「サービスとして使う」に変化し始めています。
3. 福岡市の実例:LUUPやチャリチャリが示す変化
CASEやMaaSの影響を感じる福岡市。
最近、シェア型モビリティの普及が進んでいて、移動スタイルが変わりつつありますね。
その代表的な例としてLUUP(電動キックスクーター&電動アシスト自転車)とチャリチャリ(シェアサイクル)ではないでしょうか。
これらのサービスが広まったのは、「駅前化」を進める動きがあるから。
福岡市のような都市部では、主要駅から離れたエリアでも、LUUPやチャリチャリを使えば、最寄りの移動手段に簡単にアクセスできるようになっている。
例えば、こんな変化が起きています。
短距離の移動がもっと便利に
→ 博多・天神間のちょっとした移動がスムーズ。
公共交通と組み合わせた移動が増加
→ バスや電車との接続がより効率的に。
駐車場不足の解消
→ 車を持たなくても、気軽に移動できる選択肢が増えた。
最近、ますます増えてきたLUUPやチャリチャリ。
これはあくまで福岡市のひとつの事例ですが、普通に考えても全国展開していく事業です。
そう考えていくと、ジワジワと広がっていきつつ、当たり前になる。
そんなトレンドの一つになりつつあるのではないでしょうか?
おわりに
スマートフォンが普及したことで、移動手段は劇的に変化したいま。
CASEが示す「つながる」「シェア」「電動化」「自動運転」の進化により、移動の選択肢が増え、MaaSのようなサービスとして移動を提供する仕組みが広がっています。
福岡市でLUUPやチャリチャリのようなシェア型モビリティが広まっているのも、スマホが移動のあり方を変えつつあるから。
都市の交通が進化する中で、今後はさらに「移動をサービスとして利用する」時代になっていくことが予測できる。
所有者意識からサービス利用意識になると、これまでのプロモーションやPRだって激変する。
あわせて、業務内容も変わらざることも必然ですよね。
あなたも、快適な都市移動を楽しみつつ、CASEやMaaSの変化を感じることで、色々は未来を予測できる洞察力も研ぎ澄まされていくのではないでしょうか?




