【南さつま市】市報の執筆:3月の「自殺対策強化月間」に願いを込めて

人生で何度もこう思う瞬間があります。
後回しにしなければよかった…!
その皺寄せが一気に押し寄せ、まるで締め切り前日の嵐のような気持ちになることも。
今日は、あるある心模様を描いていきます。
あなたの心にもあるある心模様の一つかもしれません。
それは、私だけの心模様かもしれません。
煩悩まみれのリアルな日常
冒頭にも書いていたこと。
それは、人生で何度もこう思う瞬間について。
後回しにしなければよかった…!
その度に心の中で「ヴァァァ~」と叫びながら自問自答。
「君はなぜ、出来事から学べていないの?」と、自分にツッコミを入れたくなることも。
いや、でも仕方ないんですよ。
私たちは人間だから。
計画通りに進まないのが人生
思い通りにならないのが運命
受け入れられないのが宿命
「これだ!」と思って始めてもブレるのが使命
死んだ後にやっと気づくのが天命
こう考えると、人生はツッコミどころ満載です。
そんな哲学的な深まりを勝手に背負いつつ、結局のところ、私は言い訳の天才。
根拠のない擬似安泰にしがみつき、自己成長を拒み、保守的な主張を始める怠慢さ。
ここまで来ると、もう笑うしかない。
「過去から学んでないやん!」と、自分に全力で突っ込む毎日です。
花が教えてくれるシンプルさ
そんな悩める私たちに、花たちは何を思うのでしょう。
花は置かれた場所でただ咲くだけ。
子孫繁栄を目指すシンプルな生き方。
ですが、花壇に植えられて愛でられるのは、人間の価値観と欲が作り出したもの。
つまり、花たちの本能にすら人間の煩悩が入り込んでいる…!
私たちもまた、置かれた場所で咲けるよう努力しつつ、その咲き方に「もっとこうしなくちゃ」と価値観をつけてしまうのかもしれません。
学びのない日々から何かを得るには?
「どうしたら過去から学べるのか?」という問いに対して、結局のところ、「これだ!」という答えはまだ見つからないまま。
ですが、少なくとも笑いながら自己反省ができるなら、それだけで一歩成長しているのかもしれません。
人生は計画通りにいかないもの。そしてそのズレに全力でツッコミを入れながら、花のようにただ咲く努力を続けていく。
これが私たち人間の醍醐味なのかもしれませんね。



