消費者心理とトレンドの真実:無意識の購買行動を解明

どこにいても避けたいもの、それは「ハラスメント」。
職場では「パワハラ」。
接客業界では「カスハラ」が舞台を賑わせています。
目次
…と思いきや、最近では「逆パワハラ」なる新たな現象が登場。
いやはや困惑させられる時代到来。
自分の中の何かと戦っている人が増えました。
そのことで「平和すぎることが敵を作り闘争心を生むのか?」と感じるものです。
1. 古典的パワハラ:上司が主役の悪役劇
まず、昔ながらの職場ドラマ、パワハラから。
このヒーロー(もとい悪役)は、部下を精神的に追い詰め、時には物理的にも圧力をかけるという特徴を持っています。
「こんな簡単なこともできないなんて、社会人失格だ!」というセリフが日常的。
部下たちはまるで戦場に送り込まれた兵士。
毎日をサバイバルモードで生き抜きます。
2. 接客業界の偽ヒーロー(?)カスハラ登場
さて、接客業界に目を移せば、「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が堂々たる存在感を放っています。
特徴は以下の通り
「私はお客だから!」という最強の盾を振りかざし、無理難題を店員に押し付ける。
「このコップ、完璧な状態じゃないのにどうして提供したの!」
などと、細かすぎるクレームを展開。
店員たちの心はザワザワ。
時に涙をこらえ、冷静を装いながら対応。
3. 逆パワハラ:新しい時代の上司いじめ?
しかし!ここで新たなキャスト、逆パワハラが登場。
これは「部下が上司を精神的に追い詰める」という、従来のパワハラが裏返しになった現象。
例えば、こんなシーンを想像してみてください
- 部下が会議中に上司の指示を堂々と無視
- SNSで「うちの上司、本当にダメ」と炎上キャンペーンを展開
- 私情まみれの完璧さで、正義感から生み出す加害者に豹変
ターゲットになった方々は、「どうしたらよいものか」と必要のない手間をかけ悩む日々。
なんとまあ、時代は変わりました。
4. 共通点:ハラスメントの構造に潜む「権力の乱用」
カスハラ、パワハラ、逆パワハラ。これらに共通するのは「権力の乱用」です。
- パワハラでは、上司が「職場での権力」を盾に威圧。
- カスハラでは、お客が「お金を払う立場」を利用して無理を通す。
- 逆パワハラでは、部下が「権利意識」を武器に自己防衛という名の支配欲。
それぞれが相手を困らせる迷惑な現象を生んでます。
とはいえ、私も仕事柄で遭遇しますよ。
年に1~2名ほどですが
情報を自分に都合よくプツッと切り取り敵を作り暴走する方。
自分の理想と少しでも違うと騒いで広め、被害妄想が強すぎる方。
誰かを悪く言う組織を作っては、主犯格は人のせいにする方。
認知が歪み、心が病んでいるとは、全く気が付いていないのも特徴なんです。
悲劇の主人公に溺れて陶酔している状況。
結局は、ご自分の選択肢のなせること。
5. 調和のヒントに何がある
このハラスメントの迷惑劇場を終わらせるためにはどうしたらいいでしょうか。
まずは公私混同しないこと。
私情を交えないことで冷静さが備わります。
そして、ユーモアトークで気付きを促し、環境を育んでいくことにつながります。
逆パワハラ対応例
私がダメですか?
では、(部下の)皆さんに、私のご指導をお願いします。
あとは、その責任全般もお任せしますよ!
いや~、これまで大変だったものを、皆さんが全て肩代わりするのですから肩の荷が下りてよかった。
と冗談交じりに伝え、仕事をどんどん振って有給休暇をとっては?
カスハラ対応例
お客様、教えてくださり有難うございます。
報告を誤ってはいけませんので録音と録画をいたします。
あとは、会社に全情報を提出します。
お名前と住所と連絡先をこちらに記載ください。
もちろん笑いだけで解決するわけではありません。
燃え盛った怒りと認知の歪みからくる炎は、鎮火するにも状況次第。
火に油を注ぐことがあれば和らげるきっかけも作れるってところです。
6. 自分を振り返る:「ありのまま」vs「傍若無人」
最後に、勘違いの修正を。
自分の態度に「ありのまま」を勘違いして傍若無人でいる人もいるのですり合わせを。
ありのままは、「私はこう感じています。でもあなたの考えも大切にしたい」
傍若無人は、「私はこう思うから、それが絶対正しい!」という押し付け
ざっくりと表にすると下記のようなもの
こういった違いを理解し、調和を保つこと。
そのことができると職場や接客業界でのハラスメントを減らすことにも。
互いを尊重し、笑いも交えてコミュニケーションを築く時代を目指しましょう!



